女性が部下をもったら読む本(蓮尾登美子・2008年)
修子
普段は質素に、たまには豪華に。
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10年経ったら、いっしょになろう―。
若き女性ピアニストと花火師の恋は、突然終りを迎えた。
それから十余年。
伝説の「恋する花火」と「恋するピアノ組曲」が残った―。
「天国の本屋」第三弾。
(「BOOK」データベースより)
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花火って幻想的でいいなぁ。特に打ち上げ花火は。。。
最近生で見たこと無いけど。なんて思って読み始めた。
「天国の花火」シリーズ。
映画にもなったからこっちの方が有名かもしれないね。
現世と天国が同時進行するので、主要登場人物が多く最初の話よりは複雑だったかな。
読みやすくて、終わりが読めてしまう内容だけど、逆にそこに向かっていく安心感がある。
ピアニストと花火師の恋物語。
芸術家同士のお話ってことでなかなか現実身は無いけれど、切ないはかないけれど心温まる素敵お話。
身体的な傷より精神的な傷の方が深いって言うけどホントそうなんだろうな。。。
好きな人を思うが余り、自分の大切なものを捨ててしまう。
そんな恋がしてみたいとも思った。
そういえば、母の実家があった地域では2年に1回花火大会があったっけ。
ほぼ祖母の家の前の川原から花火が上がってたから毎回楽しみにしてた。
現在、祖母の家は市の区画整理で引越してしまったから今その花火が揚げられているのかわからないけど、もう一度見たいな。。。
なんて関係ないこと考えちゃった。
それぐらい人々の心に残るものなんだろうな。花火って^^
「その花火を見た二人は、恋が成就する。」そんなことがホントに起こりそうな感覚が花火にはある。。。