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トライアングル(新津きよみ・2008年)普段は質素に、たまには豪華に。

トライアングル(新津きよみ・2008年)

修子
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郷田亮二は、駆け出しの刑事。
医学部を卒業して医師になったが、医師を辞めて刑事になったという変わった経歴の持ち主である。
亮二のこの経歴には、過去に遭遇した事件が大きく影響していた。
十歳の時、初恋の少女・葛城佐智恵が誘拐され、殺されたのだ。
事件から十五年が経って時効が成立した時、亮二は自ら刑事となって、この事件を追い続けることを決意した。
そんな亮二の前に、「葛城サチ」と名乗る美しい女性が現れた。
彼女は、殺された葛城佐智恵にあまりにも似ていた。
この女性はいったい何者なのか―?
亮二の心は激しく揺れ動く。
(「BOOK」データベースより)
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今年の1~3月期ドラマの原作本。
毎週気になって観ていたドラマだったので、原作も手に取ってみました。

が、まったくもって、と言っていいほど別物(笑)

主人公を含め登場人物の何人かは同じ人が出てくるし、小説とドラマで重なる部分は多々ある。
でも、犯人・動機などは違うのです。

ドラマが思わせぶりな伏線を張りまくりでじらされたのですが、小説はすべてにおいてあっさり(笑)
これまた全然違ってました。

とは言え、読みながら、ドラマのキャストが頭の中をちらついてましたけど(笑)

それにしても、江口洋介と広末涼子が同級生の設定って、ちょっとというかかなり無理があるドラマだったな。
関西テレビ開局50周年記念番組ということで、かなりキャストが良かったし、外国ロケも何度かあった。
原作も、単独で作ったのではなく、ドラマ化されることを前提に書かれたらしいのですが、
かなり登場人物が少なく、ドラマに出てこない人が一番いい働きしてました。
あえて、これを「原作」にしたテレビ局の意図が私にはわかりません。
原作というより原案と言ったほうがいいのかも。

なんだかんだと御託を並べましたが、結局のところ、どちらも楽しめたんですけどね^^

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ABOUT ME
修子
酒・食、時々、旅・舞台・着物𝓮𝓽𝓬. レジャックの外が見えるエレベーターが子供の頃の遊び場だった管理人が名古屋を中心に綴る日記ブログ。 最近は夫や友人と旅やホテルステイも楽しみつつ、完全同居型二世帯住宅に住む子なし夫婦です。

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