翼―cry for the moon(村山由佳・1997年)
修子
普段は質素に、たまには豪華に。
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「健全な肉体に健全な精神が宿ると思う?」
「健全って、いったい、なんなんだよ」。
なんか、上手く言えないんだけど、窮屈なんだ。
自由にしてるんだけど、居心地悪いんだ…。
君の小さな苛立ち、やり場のない怒りを晴らしてくれる、
お待ちかねの高校小説。
(「BOOK」データベースより)
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主人公に告白をした女の子に「すべてにおいて演技してるみたい」と言ってしまうあたりが山田詠美だなぁ。。。と思う。
現実にはあまり無い(というかほとんど無い)祖父・母・息子の関係だろうけど、こんな関係もいいなぁ。。。と思ってしまう。
出る杭が打たれる時代。
こんな生き方をできる高校生がいたらうらやましいな。