サヨナライツカ(辻仁成・2001年)普段は質素に、たまには豪華に。

サヨナライツカ(辻仁成・2001年)

修子
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「人間は死ぬとき、愛されたことを思い出すヒトと愛したことを思い出すヒトとにわかれる。
私はきっと愛したことを思い出す」。
“好青年”とよばれる豊は結婚を控えるなか、謎の美女・沓子と出会う。
そこから始まる激しくくるおしい性愛の日々。
二人は別れを選択するが二十五年後の再会で…。
愛に生きるすべての人に捧げる渾身の長編小説。
(「BOOK」データベースより)
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先日、映画を見て、25年も忘れられない人になったのかが全然伝わってこなかったので、原作を読んでみました。
うん。やっぱり映画は随分と端折ってましたね。
それも結構重要な部分を。

例えば、沓子が豊に近づいた訳とか。
ここ重要じゃないの??
だって、映画じゃタダの娼婦よ。

この本は読んだ人の恋愛遍歴によっても感想が違うんでしょうね。
若い頃にいい出会いがあって、でも、結ばれなくて。。。なんて経験のある人なら絶賛だと思う。

私の友人の友人に「家」のために恋愛が自由に出来ない子がいました。
学生時代の恋愛は、結婚に結びつかないとわかった上での恋愛。
それも好きになる気持ちはとめられない訳で。。。
結局その彼女は適齢期と言われる年頃に「家」の決めた人と結婚したそうです。

そういう人が読んだら涙が止まらない、大絶賛の本だと思いました。

私はそういう経験が無いので^^;
単に、優柔不断な男と思ってしまいましたが。。。

あなたは、死ぬときに、愛されたことを思い出しますか?愛したことを思い出しますか?

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ABOUT ME
修子

酒・食、時々、旅・舞台・着物𝓮𝓽𝓬.

レジャックの外が見えるエレベーターが子供の頃の遊び場だった名古屋生まれの名古屋人

普段は質素に暮らし、でもたまには豪遊したい♡
そんな日常を綴っています

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