ガリレオの苦悩(東野圭吾・2008年)普段は質素に、たまには豪華に。

ガリレオの苦悩(東野圭吾・2008年)

修子
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湯川の頭脳に挑戦してくる犯人たち。
科学を殺人の道具に使う人間は許さない―絶対に。
(「BOOK」データベースより)
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昨年、2冊同時に発売されたガリレオシリーズ。こちらは短編集です。
11月の終わりに図書館で予約をしたら、100名以上の予約数!
手に取れるのはいつになることか。。。と気長に思っていたら、意外と約半年でまわってきました。
予約が多いと冊数も増えるみたいで、今では10冊でまわしている。
なのに、まだ80名の予約待ちですからね~。
東野圭吾のすごさですね。

さてさて、本の話に戻って、
「内海薫」という登場人物はは月9ドラマ用に作られたキャラだと思っていたのだけど、初出誌を見たら原作の方が先なんですね。
月9だからってわざわざ女性を付け足さなくてもいいのに。。。って思っていたので「すみません!」って感じです(笑)

ちなみに第一章と第二章はエピソードゼロで放映されてました。
読みながら映像が思い出されました。なかなかよく映像化されてましたね。(なぜに上から目線(笑))

たとえ学んだことは忘れてしまっても、その経験は必ず別のことに生きる。
これって自分自身のことですよね~。理系の技術者なのに、小説家に転向。
しっかり小説に生きてますもんね。

理系の学生でも、頭の中で理屈をこね回すばかりで行動の伴わない連中が多い。そんな奴らはまず大成しない。どんなにわかりきったことでも、まずやってみる。実際の現象からしか新発見は生まれない。

とか、

化学を殺人の道具に使う人間は許さない

とか、化学に一貫したガリレオ先生ですが、この先生、だいぶ人間味が出てきました(笑)
これからの変化も見所です。(続編あるのか知らないけど。。。)

最近の東野圭吾さんの本は個人的に好きなのが無かったのですが、これはよかったです。
理系の事柄を交えながらの謎解きが個人的には好みだとわかりました。

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ABOUT ME
修子

酒・食、時々、旅・舞台・着物𝓮𝓽𝓬.

レジャックの外が見えるエレベーターが子供の頃の遊び場だった名古屋生まれの名古屋人

普段は質素に暮らし、でもたまには豪遊したい♡
そんなの日常を綴っています

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