【『空とぶ科学者とバウムクーヘン』&アルガンバウム】
修子
普段は質素に、たまには豪華に。
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13歳の八木沢順が、刑事である父の道雄と生活を始めたのは、ウォーターフロントとして注目を集めている、隅田川と荒川にはさまれた東京の下町だった。
そのころ町内では、“ある家で人殺しがあった”という噂で持ち切りだった。
はたして荒川でバラバラ死体の一部が発見されて…。
現代社会の奇怪な深淵をさわやかな筆致で抉る、宮部作品の傑作、ついに文庫化。
(「BOOK」データベースより)
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宮部みゆきさんの本を読むのははじめて。
初版は1994年なので、約10年も前。
だからポケベルが出て来たり、時代的には違うけれど、 内容が少年犯罪と言うことで、今読んでも違和感ない。
(よくない事なんだけど。。。)
展開が、最初はスローペースなのに、ラストは一気に加速。
あれよあれよと言ううちに読み終わりました。
主人公が13歳の少年。
この少年と、その家にやってきてる家政婦さんが言い味だしてた。
ラストは晴れやかでよかったです。