さくら(西加奈子・2004年)
修子
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「桜が咲くまでには読もう!」と思い、先月手に取った本。
今日は曇りのち雨の天気予報だったけど、夜までなんとか雨も降らず。
昼間車で出かけたけど、どこもかしこも満開!
桜並木を通っていい気分のドライブでした。
という訳で、ギリギリセーフで本日読み終わった。
とはいえ、内容は花の桜とは全然関係なかったけど(笑)
両親と3人の子供に犬が1匹(この犬の名前が「さくら」)
典型的ともいえる家庭を舞台に、ゆっくりとでもしっかりと起伏のある物語。
感想はと言えば、「それでも、僕たちはずっと生きていく_。」という帯の言葉そのもの。
人生いろんなことがあるけど、それでも生きていくし、生きてればどうとでもなるだろうから。(これは母の受け売りだけど^^)
読み終わって人生いろいろだなぁ。。。としみじみ思ってしまった。
「人間は、起きている間に自分が見た記憶を、夜寝ている間に整理するらしい。」というくだりに妙に納得してしまった。
学生時代、試験前に「寝たら忘れる」って言う人もいたけど、私は詰め込んで寝たら結構覚えてたりしたから。
単に普段から睡眠時間が長くって徹夜ができなかったとも言うけど(笑)
でも、一番心に残ったのは作者のあとがき。
なかなかできない私だけど、作者の真似をしてみようかな。
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