海を抱く―BAD KIDS(村山由佳・1999年)
修子
普段は質素に、たまには豪華に。
ヘヴンリー・ブルー 「天使の卵」アナザーストーリー | |
おすすめ平均 メイキングかな、そうですね 書かない方が良かったのでは? あの頃に戻りたい人にはオススメします(購入不要かも…) 総集編? 続編と言うよりココまでで1冊と言う感じ by G-Tools |
「天使の卵」の続編が「天使の梯子」。
そして、その2つのアナザーストーリーがこの「ヘブンリーブルー」。
夏姫の視線で、「天使の卵」を振り返りつつ、「天使の梯子」から先の現在までの物語。
正直なところ、2冊のおさらい的1冊と言ったところ。
字も大きく、挿絵もふんだんにあって、2時間もかからず読めてしまいます。
何度読み直しても、心の琴線に響く言葉は同じ。。。
「天使の卵」の、
もっとがむしゃらに、自分勝手になりなさい。
あんまり若いうちから、そんなに冷静でものわかりのいい人間になるのはおやめなさい。
あなたが今よりちょっとやそっと自分勝手に、わがままにふるまったところで、
あなた自身が思っているほどには誰も困らない。
「天使の梯子」の
誰に何を言われても消えない後悔なら、自分で一生抱えていくしかないのよ
同じところなのは、自分が成長していないのか、よほどなことなのか。。。
そんなことを思いながら読み終えたのでした。