恋愛寫眞 もうひとつの物語(市川拓司・2003年)普段は質素に、たまには豪華に。

恋愛寫眞 もうひとつの物語(市川拓司・2003年)

修子
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カメラマン志望の大学生・瀬川誠人は、嘘つきでとても謎めいた女の子・里中静流と知り合う。
誠人はかなりの奥手だったが、静流とは自然にうちとける。
そして静流は誠人に写真を習うようになる。
やがて誠人は静流に思いを告げられるが、誠人にはずっと好きな人がいて、その思いを受け取ることはできなかった。
一年後、卒業を待たずに静流は姿を消した。
嘘つきでしょっちゅう誠人をからかっていた静流だったが、最後の大きな嘘を誠人についたまま…。
(「BOOK」データベースより)
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「いま、会いにゆきます」の作者の本。
この作家さんは原因不明の病気を題材にするのが得意なのかと思ったけれど、この本は同名映画の別ストーリーと言うことらしいので、単なる偶然かな?
映画観てないからなんとも言えないけど。。。

原因不明の病気だから現実味は決してない。でもコンプレックスだと思えばよくある話。
そういう私もコンプレックスの塊だから、それを気にするあまり素直になれず、人から言われたことも素直に受け取れず。。。後悔することもしばしば(笑)

それはさておき、
「恋をすると死んでしまう―」「別れはいつだって思いよりも先に来る。」というキャッチコピーからラストは想像がついてしまったのだけど、他の人と距離を置いていた誠人が、次第にゆっくりと静流に心を開いて距離を縮めて行く様は、人は人によって変わっていくんだと再認識した。

残念なのは、主人公の大学の友人が5人出てくるのだけど、その5人の人間模様が薄いこと。
もう少し掘り下げていても良かったな。
ちょっと消化不良。。。

それにしても私はホントに人を好きなれないんだなぁ。。。
私にも「一人分の幸せを持っている」人が現れる日が来るのかな?
そしたらゆっくりと距離を狭めて行きたいな。

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ABOUT ME
修子

酒・食、時々、旅・舞台・着物𝓮𝓽𝓬.

レジャックの外が見えるエレベーターが子供の頃の遊び場だった名古屋生まれの名古屋人

普段は質素に暮らし、でもたまには豪遊したい♡
そんなの日常を綴っています

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