男道(清原和博・2009年)
修子
普段は質素に、たまには豪華に。
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出張ホストを買う孤独な女・りつ子。
自殺願望のある風俗嬢・茉莉。
八人の女と同居する中年男性に安らぎを求める可世子。
アイドルのおっかけに夢中の高校生・奈々美。
女になりすましてメールを書く淋しい青年・光。
息子を溺愛する有名女優・黎子―
彼らが求めたものとは?
欲しかったのは、当たり前の幸せだった。
「幸福」にも「愛」にも、色んな貌がある。
10篇の天国と地獄の物語。
(「BOOK」データベースより)
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久しぶりに唯川恵の本を手に取った気がする。。。
個人的に短編より長編が好きで、短編集でお勧めは思い浮かばないのだけど、
この本は初めて、お勧めだと思った短編集。
「唯川恵は恋愛小説を書き続ける数少ない作家」なんて言われているけれど、随分と作風も変わりましたね。
もちろん、根底には恋愛があるのだけど、コバルトのよな純愛から、毒や陰のある恋愛に徐々にシフトしているように思います。
今回にいたってはホラー要素もたっぷりですから^^;
読んでる途中で、落とし所がわかるものもあるけど、「妙子―ふたりの世界」みたいにそう来たか!ってのもある。
なかなか手ごわいです(笑)
「可世子―スイートホーム」は、こんな事件あったよなぁ。。。なんて思いながら読みました。
大きなお世話だけど、彼女達は今どうしてるんでしょ?
唯川恵さん・・・そう言えば昔、読んだなぁ~。コバルトって、懐かしいなぁ~。今でもあるんかな?
いつの間にか卒業してしまったけれど・・・。
そろそろ冬本番!ゆっくり本でも読もうって思いました。
そういえば、コバルトってまだあるんですかね~??
本と言えば、コバルトorX文庫の時代がありました(笑)
今なら1時間ぐらいで読めちゃいそうだけど、昔は読むのに時間かかったなぁ。。。
なんて懐かしく思い出しましたよ^^
私も年末年始でアマルフィーの原作を読もうと思っています♪