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新参者(東野圭吾・2009年)普段は質素に、たまには豪華に。

新参者(東野圭吾・2009年)

修子
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新参者
新参者
おすすめ平均
stars加賀恭一郎らしくない。
stars加賀ファンの方には是非おすすめです!!
starsそれなりに
stars読者の心をノックする
starsさすが東野!このミステリーは最高だ。

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日本橋。
江戸の匂いも残るこの町の一角で発見された、ひとり暮らしの四十代女性の絞殺死体。
「どうして、あんなにいい人が…」周囲がこう声を重ねる彼女の身に何が起きていたのか。
着任したばかりの刑事・加賀恭一郎は、事件の謎を解き明かすため、未知の土地を歩き回る。
(「BOOK」データベースより)
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毎度毎度、図書館ではすぐに予約数が3桁になる東野圭吾さんの新刊。
今回も、早めに気がついたはずなのに、3桁越えてました^^;
待つこと4ヶ月。。。やっと手にできましたよ。

そしたら、次の新刊「カッコウの卵は誰のもの」がまた3桁超え(笑)
人気はまだまだ続いているようです。

さて今回のお話は、9つの短編の連作です。

1つの殺人事件に遠かれ近かれ、関係する人々の物語たち。
ミステリーというより人情物と言ったほうがいいかも。
ついつい推理しながら読んでしまったけど、まっさらな気持ちで読んだほうが良かったかな。

それぞれの話が微妙にリンクして、「あ、このケーキ出てきたなぁ。」とか「この店とあの店ってこういう配置なんだ。」とか、楽しく読めました。

日本橋には「新参者」の加賀恭一郎という刑事が出て来ます。
(と言うか、主人公!?)
この刑事さん、いろんなお話に出てくるんですよね。
wiki見ると、「加賀恭一郎シリーズ」なんて項目があるほど。
私は今までに2冊しか読んでないけど、いい味出してます。

そうそう、この本の帯には「いまさら東野圭吾!?」と書いてあるんですよ(笑)
「『このミス』の大賞受賞した。」とか、「本屋大賞にノミネートされた。」とか、確かに「いまさら」感もありますが、「さすが!東野圭吾」と言った1冊でした♪

そうそう。
このお話、4月からドラマ化されるそうですね。(TBS系日曜21:00)
出版後、約半年での映像化って早くないですかね~。。。
ドラマや映画を観ると、「原作の方がよかった」と思うのが常ですがついつい見ちゃいそうです^^

1つ覚えたいい(?)言葉
喫茶去(きっさこ)
禅語で「お茶でも召し上がれ」という意味。
でも、もともとは「お茶でも飲んで来い」といったように、相手を叱咤する言葉。

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ABOUT ME
修子
酒・食、時々、旅・舞台・着物𝓮𝓽𝓬. レジャックの外が見えるエレベーターが子供の頃の遊び場だった管理人が名古屋を中心に綴る日記ブログ。 最近は夫や友人と旅やホテルステイも楽しみつつ、完全同居型二世帯住宅に住む子なし夫婦です。

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