【宿泊記】日光金谷ホテル*小山薫堂プロデュース「Hotel in Hotel」N35
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4泊5日の栃木旅行中、2泊3日でお世話になった日光金谷ホテルさん。
いろんなお部屋タイプがありますが、せっかくなのでちょっといいお部屋、、、といろいろサイトを見ていて選んだのか「N35」。
「Hotel in Hotel」N35
「ライフスタイルのショールーム」をコンセプトに2003年に生まれた、小山薫堂プロデュース「Hotel in Hotel」第一弾の客室。
ちなみに第二弾のお部屋は「ORANGE SUITE」。
小山薫堂の会社「オレンジ」と「一休.com」が共同事業として改装費を用意したため、一休.comからしか予約ができない模様。
金谷ホテルにありながら、公式サイトで予約ができないというちょっと変わったお部屋。
そちらも気になりはしつつ、私は「一休.com」を利用したことが無いので、今回はスルーしました。
小山薫堂さん、実は「くまモン」の人!ぐらいの知識しかなく、、、
調べてみたら、『カノッサの屈辱』や『料理の鉄人』などの放送作家で、映画『おくりびと』の脚本を書かれた方でもあるようですね。
ちなみに2024年現在、モスフードサービスの社外取締役という肩書も!
多彩な方なのですねー!
では、なぜに金谷ホテルに!?と思ったら、プライベートで訪れた時に「せっかくの財産をうまく生かしきれていない部分があったので、さっそくいろいろリクエストした」ことがきっかけなんだとか。
お部屋の名前の「N35」は東京の緯度で、小山薫堂さんの会社名にもなっているんだそうです。
新館(といっても建てられたのは明治34年☆)の2階の一番奥の角部屋です。
ちなみに新館は2階建てですが、高さは本館の3階とほぼ同じ。
その辺りのお話は、ぜひ泊まって、館内ツアーに参加してほしい☆
予約のワンポイントアドバイス。。。?
こちらのお部屋、最近は予約サイトに出てないこともあるようで。
私が泊まりたい日は予約サイトでの予約ができませんでした。。
さらに、公式サイトでも2人でしか予約ができず、、、ダメ元でホテルにお電話したら「おひとり様でも予約可能です。」とのことで無事に予約できました。
公式サイトを見ると、お部屋が空いているかどうかまではわかるので、ネット予約ができない時はお電話してみるのをお勧めします☆
当時、朝・夕の食事付きプランしか出てこなかったのですが、食事無しに変更も可能☆
対応もとてもよかったですよー!
ドアプレートと鍵がお揃い♡
いざ入室!
ドアのプレート可愛い♡
と思ったら鍵とお揃い!
この鍵も年紀が入ってますね。
こんなレトロなのに、オートロックというのがびっくり☆
そういえばお出掛けする時に「鍵はフロントに預けたほうがいいですか?」って聞いたら、「どちらでも」と言われたのですが、別のスタッフさんが別のお客様に「預けてください」って言っていてどっち?ってなりました。。。(笑)
私が聞いたのはベルデスクにいた方なのでフロントに業務が分かってなかったのかな!?
お部屋の中は。。。
「ORANGE SUITE」もこの「N35」もアクツデザインの阿久津雄一郎さんが手がけたそうです。
失礼ながら存じ上げず、、、
調べてみたら、ドラマ「結婚できない男」で建築の監修もされていた模様。
おぉー。。。
約120年前からある建物とは思えない、でも、どこかクラシカルなお部屋☆
ベッドやソファーはarflex(アルフレックス)製だそうです。
窓からの景色は新緑!以上!(笑)
実際、窓の外は新緑と眼下には道。
(職員駐車場に続いているのではないかと、、、ホテルの敷地内ですし、特に何もないので人通りはほぼありません。)
その向こうは大谷川なので、景観がいいかと言われると、緑(自然)が好みかどうかで別れると思います。
新館の一番端のお部屋と言う事で、眺望よりも静かにお部屋でゆっくりできるお部屋かなぁ。。。と。
ちなみに第二弾の「ORANGE SUITE」も元々は眺望がいまいちで稼働率が低かったお部屋だったそうです。
ちなみにベッドの上の襖(?)、はめ殺しで開かないのかなー?って思っていたら、開きました、、、
翌日の朝、気づくという、、、(^^;
ちょっと開けておいてもらえると気づくのですけどねー。。。
でもそれはそれで、締め忘れと思われるのかな?
難しいところ。。。
とは言え、建付けが悪くて、私の力では全開にはできませんでした、、、
このお部屋自体、20年以上前からありますし、そもそもは120年前の建物ですからねぇ。。。
あ、そうそう。。。
寝ていたら、枕元で不定期に音が鳴るんですよねー。。。
そこそこ風のある日だったので、窓の向こうの木々が当たるのかな!?
多分、スタッフさんは気づかないのでしょうねー。。。
一度この部屋で寝てみて欲しいところです。
こうやって見ると障子からの木漏れ日って情緒ありますねー。。。
家の障子なんて、ここのところ閉めたこともないかも。。。(^^;
新緑の季節と言う事もあって、緑がまぶしい☆
ちなみに朝日が昇る方角にも木々が茂っていて朝日は見られないかと。
翌日、別館にも泊まりましたが、別館コーナーからも見られず。。。
別館の東側(入口入って右側)だともしかしたら見えるかも!?
夜はまた違った雰囲気に☆
フロアライトも素敵♡
いろいろ調べてみて、B&B Italia MAXALTOかなー?
現地で確認してくればよかったー。。。
ちなみにこのお部屋の暖房は昔ながらの「スチーム暖房」もありました。
館内ツアーでスチーム暖房がこのご時世に合わないとのことで、エアコンなど別の暖房器具に変更が検討されているそうです。
この部屋のエアコンが設置されていたので、今年の冬に泊まったら使われてないかも!?
オーディオ周りは全然詳しくないのですが、、、
オーディオはイギリスのLINN、スピーカーはNINKA、スーパーウーファーがANTHONY GALLOと書いてくれている先人がいらっしゃいましたー!
感謝!
せっかくなので、備え付けのCDをかけてみました。
「おくりびと』があるのが、さすが小山薫堂さんプロデュースのお部屋☆
昔はケンウッドのオーディオコンポを持っていたのですが、最近は家で音楽を聴くこともなく、、、
でも本格的なスピーカーで聴くと全然違いますね。
久しぶりにこのお腹に響く感じ。なんだか懐かしかったです。
ちなみに天井は格子に市松模様に障子紙を貼って造られていました。
雨漏りしたの?って感じの水の汚れがぽつぽつあるので、建物もメンテナンスも大変なのが伺えます。。
テレビの上のアートは松と葉っぱ☆
うちの庭にたくさん落ちてるー!(違)
これがアートになるのか!と思いながら眺めていました☆
こちらのお部屋、37m²だそうですが、思った以上に広く感じました。
水回りがコンパクトだからかなー!?
ミニバーゾーン
入口入ってすぐ右手に襖が。
その左側ばミニバーゾーンになっています。
コンパクトながら、必要なものはしっかり揃っている感じ。
湯沸かしポットがなかなかの年代物なのですが、ネスプレッソは思った以上に最近ので、ギャップにちょっと笑いました☆(笑)
ネスプレッソって壊れますよねー。。。(我が家だけ!?)
(もしくはリースとかあるのかな?)
ネスプレッソはデカフェも含め3種類。
ちなみにちゃんとマシンもメンテされてました。
(たまに、最初に湯通しすると茶色い液体が出てくることもあり、、、(^^;)
カップも湯飲みも揃っていて、緑茶だけでなくほうじ茶もあるの嬉しい♡
そういえば、紅茶が無いのはめずらしいかもですね。
お水もコースターも150周年のロゴ♡
可愛い♡
コースターはお土産に1つ持って帰りましたー♪
今のご時世なのか、冷蔵庫は空でした。
以前は冷蔵庫の中の物もフリーだったこともあったようですね。
クローゼット
ミニバーゾーンの逆側がクローゼットになっています。
お部屋の割には小型かな。
連泊は想定してない感じかと。
バゲージラックがあるのはさすがですねー☆
靴磨き用のクロスも嬉しい!
レストランにディナーの予約をしていて、せっかくなので向かう前にパンプスを磨いてきましたー♪
ちなみにパジャマ(浴衣)はテレビ台(?)の下の収納に。
ここにドライヤーもあるの珍しいー!
と思ったのですが、水回りがコンパクトで、確かにここしか置くところないなぁ。。。ってなりました。
昔のホテルって必ず聖書がありましたよね。
なんだか懐かしくなりました。
他の引き出しはすべて空。
最近のホテルって、引き出しを思わせて、飾りってこともあるので、さすが昔ながらのホテル!ってなりました☆
バスルーム
お部屋の占める割合が大きい分、バスルームはコンパクト☆
お風呂
猫足が可愛い♡
ホテルで猫足のバスタブってなかなか珍しいですよね☆
私、初めましてでした☆
でもですね、、、、
このお部屋ができてから約20年と言う事もあるのでしょうが、、、
塗装が剥げて、随分と傷んでいました。
「猫足可愛いー!」と言いながら、旅先で浴槽につからないので、私は全然いいのですが、潔癖な方とかはイヤかもですねー。。。
あ、あと、猫足バスタブの特徴(?)でもあると思うのですが、シャワーカーテンしても床が水浸しになりますね、、、(^^;
そんな予感がしたので、バスマットを避難させておいて正解でした!
(のにスリッパの退避を忘れ水浸し、、、(^^;)
脱衣籠が高床式(←)の意味がよくわかりましたー☆(笑)
でもね、ここの床、タイルで、尚且つ、傾斜が付けられているので乾くのが早い!
翌朝にはきれいに乾いていましたよ☆
洗面台
非常にコンパクト。
最近のビジネスホテルでももうちょっと大きいですよね。
ここまで小さいと、朝の洗顔時に水が飛びまくりました(笑)
アメニティ
お手洗いの上の棚に置かれていました。
ヴェーダロッソ ボタニカルと言うブランド。
調べてみたら、ホテルアメニティの会社さんのWEBサイトにたどり着いたので、オリジナルでは無さそう。
最近、備え付けのボトルタイプに変更されたホテルが多い中、こちらはまだ小ボトルでの提供で、ちょっと嬉しい♡
古い建物なので、ボトルのラックの設置とかも大変と言う理由でもあるのかも。
他にも、、、
- 歯ブラシ
- ブラシ
- カミソリ
- シャワーキャップ
- 綿棒 というラインナップ
個人的にはコットンセットが無かったのが残念でしたー
基礎化粧品もあるの嬉しいー♡
The skin delightsと言う、こちらもホテルアメニティ用のブランドみたいですね。
お手洗い
すごい謎だったのが、便器の上(?)にバスタオルが置いてあったこと。
↑写真でわかります?
壁と便座の間(?)にジャストフィット!(笑)
上の棚に2枚あったので、撤去し忘れ!?ってなりました。
疑問に思いつつ、使いかけでもなかったので気にもせず。。。
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お掃除は行き届いていましたが、全体的にカビではないのですが湿った感じと言うか、、、そこはかとなく何か匂う。。。
空気は良くないなぁ。。。と言う印象は否めなかったです。
最後に。。。
このお部屋ができた当初は、トイカメラ、スケッチセット、天体望遠鏡などを無償で貸してくれたり、歯磨き粉が31種類のフレーバーから選べたなんて口コミも!
限定の夕食メニューがあったり、夜食に「百年ホットカレーサンド」が届けられたり、、、
さらにさらに、日光駅までレンジローバーで送迎してもらえるサービスまであったようです。
遊び心のあるお部屋でもあったようですね☆
それらはすっきり無くなってしまったようで残念!
お部屋のコンセプトとしては面白いので、今後もこのまま残って欲しいと思いますが、すぐにどうこうではないですが、そろそろメンテナンスを視野に入れないといけないお部屋かなぁ。。。とも思いました☆
でも、また金谷ホテルに泊まる時には選択肢に入れたいお部屋です♡
貴重なお部屋に宿泊されたのですね(^▽^)/
私は猫足のバスタブ、苦手です(T_T)
やはり近代的なバスタブに入って、疲れを癒したいです。
4泊5日の旅、随分豪華な感じですが、クラシックなホテルを満喫されたようですね😊
確かに、猫足のバスタブが、、、と言うより、バストイレ一体型が日本人には合わないですよねー。。。
最近、外資系のホテルでもお風呂独立型が増えましたが、
私は旅先でお湯溜めてー。。。と言う事をしないのでどちらでも大丈夫です♪
(でも、家に帰ってバスタブに浸かると、ほっとします♪)
この旅の後半戦はビジホ宿泊でしたが、最近のビジホはクオリティが高いですね!
その話は気が向いたら記事にしますー☆