号泣する準備はできていた(江國香織・2004年)
修子
普段は質素に、たまには豪華に。
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教養ある日本語を身につけてこそ、成熟した大人と言える。
文学博士が読み解く進化した現代日本のことば遣い。
今求められる、大人のことば遣いとは…。
(「BOOK」データベースより)
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「ぜんぜん」の後には否定文が来る。というのが当たり前ではなくなっている。
それは、私が中学生の頃から始まった記憶がある。
今、「ぜんぜん大丈夫」なんて言葉が文法的に間違っていると知っている中高生がどれだけいるのだろう…。
ところが、「とても」と言う言葉も元来、後には否定文が来るというのは知らなかった。
大正時代中ごろから「とても美しい」などと言われ始めたのが今では主流になっているそうだ。
言葉というのは日々変わるもの。
それを否定する気は無いけれど、日本語の良さがなくなるのならば残念なことだと思う。
例えば、作中に
『差出人の自署がなければ私信ではなくなることを知らないのはあまり知的ではない。』とある。
…私、知りませんでした。
『文章は「書く」から「打つ」へと変わっている。』ともあります。
ワープロをはじめ、パソコンの普及で随分と世の中が変わりました。
年賀状が最たる例でしょう。
通信欄はコピーができても、あて先は手書きが主流だったのが、
今ではパソコンが印刷する世の中です。
思わずついでに差出人も印刷する方が多いのではないでしょうか。
そうやって文化ごと変わっていくんだな。と思いました。
この本は「日経ビジネスアソシエ」での連載をまとめたものと言うことで、
何度か重複する話題もありました。
でも、それだけ作者が言いたいことなのかな?なんて思いながら読みました。
日本語を振り返ってみるにはお勧めな本です。
いまだに「全然大丈夫」には大丈夫でない私です(^_^;)
言葉が時代とともに変わっていくのは仕方がないことかもしれませんが
そのスピードについていけないのと
美しい単語などが死語になったり、失われていくのはさびしいですよね
確かに「全然大丈夫」は聞いてて違和感ありますよね。
昔は当たり前だった風流な言葉がなくなるのはさびしいです。
最近、知り合いの方から聞いたのですが、
日本酒て温度によって、
燗酒は「とびきり燗」「熱燗」「上燗」「ぬる燗」「ひと肌燗」「日向燗」
冷やは「雪冷え」「花冷え」「涼冷え」
とあるんですって。
こういうのを知ってる人が少なくなるのは残念ですね。
…って例題が日本酒かよ(笑)
ずいぶんとご無沙汰していました。
お元気にしていますか?
私は、「全然大丈夫」という言葉、なんとなく納得しています。
それは、この言葉に略語というか短縮語というのか、専門的なことは解りませんが、そんな感覚があるからです。
「全然(気にしないで下さい)、大丈夫です。」といった感じです。
きっと、( )内の言葉を省略してしまっているのではないでしょうか?
なので、表面的な文法はつじつまが合わずおかしな感じがしてしまいますが、意味としては通じてしまうんじゃないかなって思っています。
言葉っておもしろいですね☆
ところで、日本酒の温度かげんってそんなにあるんですね~!
熱燗はいただいたことがないのですが、「日向燗」、とても気になってしまいましたw
そんなこまやかな温度かげんを味わえるお店って、なかなか無いんでしょうね。
熱燗をいただけそうな機会があったら、ぜひそこもチェックしたいと思います♪
こちらこそご無沙汰ばっかりで。。。
相変わらず元気してますよ~♪
「全然大丈夫」は省略系って新しいですね!
でも実際、文脈的にはそうなんですよね。
聞きなれないって言うか、耳になじまないだけで。。。
「日向燗」とかいいでしょ?
ちなみに「日向燗」は約30度だそうです。
そんな細かいことしてくれるお店あるんですかね~。
あったらぜひ教えてくださいね^^
はい♪「日向燗」、聞いただけで、あったかぁ~になりますね。
高級料亭にでも行かないと無理でしょうかね(^^;
もし「日向燗」をいただけるお店に出逢えましたら、もちろん是非☆”
高級料亭。。。
行ってみたいものです^^
ホントにあったらすごいよね~♪