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水の繭(大島真寿美・2005年)普段は質素に、たまには豪華に。

水の繭(大島真寿美・2005年)

修子
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母と兄、そして父までも、わたしをおいていなくなった。
もう家族じゃない―。
とめどない孤独をぬぐいきれず、気だるい日常を送っていたとうこのもとに、ある日ひょっこり転がりこんできた従妹の瑠璃。
心にぽっかり穴を抱えながらも、とらわれない豊かな個性をもった人たちとのめぐりあい、つながりあいを通じて、かじかんだ気持ちがしだいにほころんでいく、少女とひと夏の物語。
(「BOOK」データベースより)
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BOOK OFFの100円均一コーナーでパケ買いした商品。
だって題名といい、表紙の色合いといい、惹かれちゃたんだもん。

内容は、ひと夏の物語。
父と二人暮らしだった主人公。その父が他界し、1周忌もそろそろの頃。
いとこの家で少女の瑠璃が転がり込む。

一言で言ってしまえば家族の再生の物語かな。
「家族」ってのにいろんな意味があるけど。

読みやすくて、す~っと心にしみてくる物語。

パケ買いした本にしては当りでした♪

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ABOUT ME
修子
酒・食、時々、旅・舞台・着物𝓮𝓽𝓬. レジャックの外が見えるエレベーターが子供の頃の遊び場だった管理人が名古屋を中心に綴る日記ブログ。 最近は夫や友人と旅やホテルステイも楽しみつつ、完全同居型二世帯住宅に住む子なし夫婦です。

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