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海と川の恋文(松本侑子・2005年)普段は質素に、たまには豪華に。

海と川の恋文(松本侑子・2005年)

修子
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二人の上級生からアプローチを受けて、遥香の初恋は始まった。
男らしく洗練された修平と、個性的で翳りのある徳明。
しかし遥香に「女優」の道が開けて、心ならずも別れていく…。
それは17年間、忘れられない恋とすれ違いのはじまりだった。
別れたからこそ、果てしなく思い続ける。真実の純愛小説。
(「BOOK」データベースより)
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松本侑子さんと言えば、「赤毛のアン」の翻訳。という認識しかなく…。
初めて、翻訳以外の本を手にしました。

一言でいうなれば、良くも悪くも「昼メロ」もしくは「韓流ドラマ」。
淡々とした文章、回りくどい内容、じれったさ満載。
でもついつい、続きが気になって読み出したら止まらない。

まるで何年か前にGWをつぶして見た「冬のソナタ」のようでした(笑)

最後の最後までどう終わるのかわからない。
読み終わって、正直ほっとしました。
久しぶりにじれじれしながら読んだ本。

各章のタイトルのほとんどが、詩人の引用で翻訳家の作者らしいです。

題名の「海」と「川」の関係が作中に出てくるのですが、
的確ないい喩えだなぁ…。としみじみしました。

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ABOUT ME
修子
酒・食、時々、旅・舞台・着物𝓮𝓽𝓬. レジャックの外が見えるエレベーターが子供の頃の遊び場だった管理人が名古屋を中心に綴る日記ブログ。 最近は夫や友人と旅やホテルステイも楽しみつつ、完全同居型二世帯住宅に住む子なし夫婦です。

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