LOVERS-恋愛アンソロジ-(祥伝社・2001年)普段は質素に、たまには豪華に。

LOVERS-恋愛アンソロジ-(祥伝社・2001年)

修子
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恋、してますか?

出会ったその時から、言葉もいらずに始まる恋。
恋ともわからないまま続く恋。
北国の大地で、冬の訪れとともに終わりを告げる恋。
同級生との淡い恋。
美しい男との甘美な恋。
初恋の男性にふたたび思いを寄せる恋。
そして、焦るような気持ちで男を待つ、不倫の恋―
―さまざまな関係の中で揺れ動く男女を、九人の作家が描く珠玉の恋愛アンソロジー。
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Friends-恋愛アンソロジ-が第二弾だったらしいので、こちらが第一弾というだそうだ。

いろいろな恋の短編集。。。と言うか失恋集かな。
最後の「プラチナ・リング」は失恋では無いけれど、ハッピーエンドとも言い切れず。。。

実は私、なにげに短編集が苦手なのだけど、これは意外とすんなり読めた。
私好みな軽いお話だからかな。

「ほんものの白い鳩」の
――とどめておきたい、と願うのは、それ自体、物事が折り返し地点に達したことのしるしだ。
終焉に向かっていることの。

あぁ、そうなんだよね~。。。
そう思ってしまったらもう戻れ無いんだよね。
なんて遠い昔を想ってしまった(笑)

「プラチナ・リング」の
――惹かれるというのは、自分の中の螺子がひとつづつ抜き取られてゆくことに似ている。

抜き取られてるうちは気づかないんだよね。。。
これまた気づいたときは戻れないけど(笑)

そんなこんなでいろんな意味で考えされられるお話たちでした。

■本書の収録作品
江國香織「ほんものの白い鳩」
川上弘美「横倒し厳禁」
谷村志穂「キャラメルのコートを私に」
安達千夏「ウェイト・オア・ノット」
島村洋子「七夕の春」
下川香苗「聖セバスティアヌスの掌(てのひら)」
倉本由布「水の匣(はこ)」
横森理香「旅猫」
唯川 恵「プラチナ・リング」

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ABOUT ME
修子

酒・食、時々、旅・舞台・着物𝓮𝓽𝓬.

レジャックの外が見えるエレベーターが子供の頃の遊び場だった名古屋生まれの名古屋人

普段は質素に暮らし、でもたまには豪遊したい♡
そんなの日常を綴っています

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