カラーユニバーサルデザイン(カラーユニバーサルデザイン機構・2009年)
修子
普段は質素に、たまには豪華に。
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「私は拳銃を構える。恐怖にひきつった顔を思い描くだけで、
胸のもやもやが晴れていく」―。
久しぶりの同窓会で、歌舞伎町に流れ、
家出少女から受け取った包みの中身はなんと拳銃。
なぜか主婦は警察に届けない。
日常に倦んだ市井の人々を狂気に変えていくコルトの魔力。
巧みな構成で魅了する連作短篇集。
(「BOOK」データベースより)
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「拳銃」を中心にした短編小説。
一話完結なのだけど、それぞれの話がどこかしかリンクされていた。
それも時系列的には逆になっていると思われる。
ひとつのものが人の手を渡って展開していくストーリーとしては
宮部みゆきの「長い長い殺人」を思い出した。
内容は全然違うけど。。。
まぁよくも無く、悪くも無く、読みやすい本でした。