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真夜中の五分前 side-A/side-B(本多孝好・2004年)普段は質素に、たまには豪華に。

真夜中の五分前 side-A/side-B(本多孝好・2004年)

修子
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side-A
小さな広告代理店に勤める僕は、学生時代に事故で失った恋人の習慣だった「五分遅れの目覚まし時計」を今も使っている。
その五分ぶん、僕は社会や他人とズレて生きているようだ。
そんな折り、一卵性双生児の片割れ「かすみ」と出会う。
かすみは、双子であるが故の悩みと、失恋の痛手を抱えていた。
かすみの相談に乗り、彼女を支えているうち、お互いの欠落した穴を埋め合うように、僕とかすみは次第に親密になっていく―。
side-B
「砂漠で毛布を売らないか」IT企業の社長・野毛さんに誘われるまま
会社を移った僕は、バイトと二人きりの職場で新しく働き始める。
仕事は、客入りの悪い飲食店を生まれ変わらせること。
単なる偶然か実力か、僕の仕事はすぐに軌道に乗り、
業界では隠れた有名人となる。
ある日、本当に久しぶりに尾崎さんから電話が入った。
もう二度と会うまいと決めていたのに―。
再会した尾崎さんは、「頼みがあるんだ」と、
信じられない話を切りだした。
内容(「BOOK」データベースより)
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職場の同僚が貸してくれた。
「この人の本ってラストが「へぇ~」って感じなんだよね。」と。
おいおい私はこの人の本読んだこと無いんだから言わないでよ~。。。
まぁホントに「へぇ~」って感じだったけど(笑)

読みやすい文体でさらっと読めるあたりは私向き。
ただ、読んでいて、その設定無理あるでしょ?ってのも。
一卵性双生児が入れ替わるとか。。。
いくら遺伝子が一緒でもほくろの位置とか、傷跡とか何か違いはできるっしょ。
なんて突っ込みながら読んでも楽しめる本でした。

side-Aにあった、
僕に言わせれは、混乱は虫歯と同じだ。誰かが収めなければ、勝手に収まることなどない。そして大概の場合、手がつけられなくなるほど悪化するまで、誰も手を出したりしない。
・・・うちの会社を見てるようだわ(笑)

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ABOUT ME
修子
酒・食、時々、旅・舞台・着物𝓮𝓽𝓬. レジャックの外が見えるエレベーターが子供の頃の遊び場だった管理人が名古屋を中心に綴る日記ブログ。 最近は夫や友人と旅やホテルステイも楽しみつつ、完全同居型二世帯住宅に住む子なし夫婦です。

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