海猫(谷村志穂・2002年)普段は質素に、たまには豪華に。

海猫(谷村志穂・2002年)

修子
※本サイトで紹介している商品・サービス等の外部リンクには、
アフィリエイト広告を利用しているものがあります

e459273e.jpg
**********************
義弟との愛に、すべてをかけた、母=薫。
痛みを胸に抱きながらも、恋に目覚めてゆく、
ふたりの娘=美輝、美哉。
光を探し、海鳥は凍てつく空をさまよう。
風雪に逆らうかのように、ひとは恋という炎にその身を焦がす。
函館、南茅部、札幌、女たちが心の軋むほどに求めた、
運命のひとは―。
谷村志穂の新生を告げる長編小説。
島清恋愛文学賞受賞作
(「BOOK」データベースより)
**********************

映画化されてた気がする。と思いながら読んでいた。
調べてみたらやっぱり映画化されてましたね。
主人公が伊東美咲だそうだ。
それはそれで見たいような見たくないような。。。
大体、原作読んでから映画を観てよかったためしが無いので、テレビででもやらない限り見ないかな。

さて、本に話を戻して。。。
この作者の本は初めて読む。
「結婚しないかも症候群」を書いた人とつながったのは読み終わってから。
ベストセラーになってた割には読んで無いので、
何の先入観も無く読めた。

最初の50ページぐらいは状況説明だったり、展開がのんびりだったりで、
このまま上下巻読めるのか?と思ったけど、
それ以降はあれよあれよで2日ほどで読んでしまった。

感想はと言えば、薫の母タミの存在があっての本と言った感じ。
恋愛小説なのだけど、その恋愛のきっかけがいまいちわかりにくかったり、
行動が理解できなかったり。
その中でタミの一言一言が重みを出してた。

「戦争を知ってる女は強し!」と言ったとこでしょうか。

情景の描写がよくて、まだ見ぬ函館に行ってみたくなりました。

スポンサーリンク

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ABOUT ME
修子

酒・食、時々、旅・舞台・着物𝓮𝓽𝓬.

レジャックの外が見えるエレベーターが子供の頃の遊び場だった名古屋生まれの名古屋人

普段は質素に暮らし、でもたまには豪遊したい♡
そんな日常を綴っています

スポンサーリンク

スポンサーリンク
記事URLをコピーしました