海猫(谷村志穂・2002年)

修子
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義弟との愛に、すべてをかけた、母=薫。
痛みを胸に抱きながらも、恋に目覚めてゆく、
ふたりの娘=美輝、美哉。
光を探し、海鳥は凍てつく空をさまよう。
風雪に逆らうかのように、ひとは恋という炎にその身を焦がす。
函館、南茅部、札幌、女たちが心の軋むほどに求めた、
運命のひとは―。
谷村志穂の新生を告げる長編小説。
島清恋愛文学賞受賞作

(「BOOK」データベースより)

映画化されてた気がする。と思いながら読んでいた。
調べてみたらやっぱり映画化されてましたね。
主人公が伊東美咲だそうだ。
それはそれで見たいような見たくないような。。。
大体、原作読んでから映画を観てよかったためしが無いので、テレビででもやらない限り見ないかな。

さて、本に話を戻して。。。
この作者の本は初めて読む。
「結婚しないかも症候群」を書いた人とつながったのは読み終わってから。
ベストセラーになってた割には読んで無いので、何の先入観も無く読めた。

最初の50ページぐらいは状況説明だったり、展開がのんびりだったりで、
このまま上下巻読めるのか?と思ったけど、
それ以降はあれよあれよで2日ほどで読んでしまった。

感想はと言えば、薫の母タミの存在があっての本と言った感じ。
恋愛小説なのだけど、その恋愛のきっかけがいまいちわかりにくかったり、
行動が理解できなかったり。
その中でタミの一言一言が重みを出してた。

「戦争を知ってる女は強し!」と言ったとこでしょうか。

情景の描写がよくて、まだ見ぬ函館に行ってみたくなりました。

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ABOUT ME
修子
酒・食、時々、旅・舞台・着物𝓮𝓽𝓬. レジャックの外が見えるエレベーターが子供の頃の遊び場だった管理人が名古屋を中心に綴る日記ブログ。 最近は夫や友人と旅やホテルステイも楽しみつつ、完全同居型二世帯住宅に住む子なし夫婦です。
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