1リットルの涙(木藤亜也・1986年)・いのちのハードル(木藤潮香・1989年)
修子
普段は質素に、たまには豪華に。
映画化されてた気がする。と思いながら読んでいた。
調べてみたらやっぱり映画化されてましたね。
主人公が伊東美咲だそうだ。
それはそれで見たいような見たくないような。。。
大体、原作読んでから映画を観てよかったためしが無いので、テレビででもやらない限り見ないかな。
さて、本に話を戻して。。。
この作者の本は初めて読む。
「結婚しないかも症候群」を書いた人とつながったのは読み終わってから。
ベストセラーになってた割には読んで無いので、何の先入観も無く読めた。
最初の50ページぐらいは状況説明だったり、展開がのんびりだったりで、
このまま上下巻読めるのか?と思ったけど、
それ以降はあれよあれよで2日ほどで読んでしまった。
感想はと言えば、薫の母タミの存在があっての本と言った感じ。
恋愛小説なのだけど、その恋愛のきっかけがいまいちわかりにくかったり、
行動が理解できなかったり。
その中でタミの一言一言が重みを出してた。
「戦争を知ってる女は強し!」と言ったとこでしょうか。
情景の描写がよくて、まだ見ぬ函館に行ってみたくなりました。