続・食べる女(筒井ともみ・2007年)
修子
普段は質素に、たまには豪華に。
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母親とは?家族とは?
普遍的なテーマを熱くリアルに語る著者初の長編小説。
内容(「BOOK」データベースより)
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言わずと知れた、リリーフランキーの本。
コンビ組んでる営業の子が「泣けます!」と朝礼で豪語(?)していたので借りてみた。
リリー・フランキーを言えば、夜な夜な飲み屋に繰り出し、そこで毎日知り合いをつくり、「1日3人と知り合いになれば、1年で1095人になる。」みたいな話を聞いたことがあって、すごい人だ!と名前だけは知っていたのだけど、何を生業にしてるかはまったくもって知らず。。。(そして今もよくわかってない(笑))
「泣ける!」っていう先入観だけあって読んだので、実際には泣けなかったけど(笑)読みやすい文章なのでヒットしたのがわかる。
この本は2006年の本屋大賞を受賞してたのね。本屋大賞と言えば、『博士の愛した数式』が第一回大賞受賞してるやつよね。
ますます売れ行きに拍車がかかるわけだ。
「若い子はいつもお腹をすかせていると思っているおかん。」というくだりは言われてみればうちの母親もそうだなぁ。と。
ご飯食べてくるって言うのに、「カレーなら食べるかもしれない。」と準備していたり。。。
同世代だからなのかな。
いろんなとこにぴりっと効いた言葉があるのだけど、「昭和のコネは利きがいい。」ってくだりには電車の中だと言うのに笑ってしまった(笑)