魔王(伊坂幸太郎・2005年)
修子
普段は質素に、たまには豪華に。
今、うちの会社がトリンプブーム。
決して下着がトリンプのみって訳じゃないですよ(笑)
トリンプさんのいいところを取り入れてみたり、来月には吉越さんを会社に招いて講演会をしてもらったりとなかなかの熱の入れよう。
そんな中、課題図書とまでは行かないけど、会社で回ってるこの本を読んでみた。
うちの社長は何年も前から「仕事はスピード」が口癖の人で、「2週間で100%の仕事をするなら、1週間で80%でいい。」と言い切る人。
なので、この本の「川を見て橋が無かったら飛び込め(渡り方をあれこれ考える前に飛び込んでみた方が結果が出るのも早い)」的な発想は結構染み付いてる。
でも、「ファイルは仕事の種類ではなくデッドラインで分ける。」ってのは実践したこと無かったのでちょっとやってみようかなぁ。
要は、仕事のファイルをジャンルごとに分類するのではなく、締め切り順にするという方法。
これも「川を見たら飛び込め」的な発想で、優先順位を考える前に、やったほうが早いってことね。
なかなかいい切り口だと思った。
就任早々、いろいろ改革をしてそれに社員がついて来れるってのが、この人の人徳なんでしょうね。
変化に後ろ向きな日本で、外資系と言えども大変な部分もあったことでしょう。
うちの会社も中小企業から大企業へ行けるかどうかの過渡期の現在。
やっぱり要は社長なんだろうなぁ。。。と思ったのでした。
まぁうちの場合は外資系でもなんでもないんで、変化には厳しいですからね(笑)