クローズド・ノート(雫井脩介・2006年)
修子
普段は質素に、たまには豪華に。

海堂尊氏というと、「チームバチスタの栄光」シリーズの著者なのだけど、その作者がノンフィクションを書いたと言うので手にとってみました。
何の前知識も無く読み始めたのですが、日本で始めてバチスタ手術をした人だそうです。
NHKのプロジェクトXにも取り上げられたことがあるんだとか。
世の中には偉大な人が数多くいますが、そういう人の気質って似てますよね。
常に上へ上へという情熱が冷めず、ぶれないことが素晴らしいですね。
私みたいに飽きっぽいのはダメダメですね^^;
ドキュメンタリーなのだけど、小説のような切り口ですらすらと読めました。
医療問題はいろいろあるけれど、現場の医師たちはそれに翻弄されながらも、
須磨先生のように、ぶれない医師でいて欲しいものです。
決断するときは、人に相談しない。
他人への相談は、自分の中の結論を肯定してもらいたいだけなのだ。
初心を忘れないから、シンプルに生きる道を選ぶことができ、ぶれない。
本物は一瞬にして引き込まれる。
本物は出会った瞬間に感情を忘れさせ、その世界に連れ去っていく。
だから、本物と接することは大切。自分の心を救ってくれるのです。
今のステージの一歩先、二歩先を歩けば必ず有用な人間になれます。
みなさんだって手伝いを頼むときには使い勝手のいい人を選ぶでしょう?
有用な人間は、先取的な努力をすることでつくられていくんです。
一人前になるには地獄を見なければならない。
だけどそれでは所詮二流です。
一流になるには、地獄を知り、その上で地獄を忘れなくてはなりません。
地獄にひきづられているようではまだまだ未熟ですね。