聖女の救済(東野圭吾・2008年)
修子
普段は質素に、たまには豪華に。
先日、映画を見て、25年も忘れられない人になったのかが全然伝わってこなかったので、原作を読んでみました。
うん。やっぱり映画は随分と端折ってましたね。
それも結構重要な部分を。
例えば、沓子が豊に近づいた訳とか。
ここ重要じゃないの??
だって、映画じゃタダの娼婦よ。
この本は読んだ人の恋愛遍歴によっても感想が違うんでしょうね。
若い頃にいい出会いがあって、でも、結ばれなくて。。。なんて経験のある人なら絶賛だと思う。
私の友人の友人に「家」のために恋愛が自由に出来ない子がいました。
学生時代の恋愛は、結婚に結びつかないとわかった上での恋愛。
それも好きになる気持ちはとめられない訳で。。。
結局その彼女は適齢期と言われる年頃に「家」の決めた人と結婚したそうです。
そういう人が読んだら涙が止まらない、大絶賛の本だと思いました。
私はそういう経験が無いので^^;
単に、優柔不断な男と思ってしまいましたが。。。
あなたは、死ぬときに、愛されたことを思い出しますか?愛したことを思い出しますか?