バッテリー?・?(あさのあつこ・1996年)
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「そうだ、本気になれよ。
本気で向かってこい。
―関係ないこと全部捨てて、おれの球だけを見ろよ」
中学入学を目前に控えた春休み、岡山県境の地方都市、新田に引っ越してきた原田巧。
天才ピッチャーとしての才能に絶大な自信を持ち、それゆえ時に冷酷なまでに他者を切り捨てる巧の前に、同級生の永倉豪が現れ、彼とバッテリーを組むことを熱望する。
巧に対し、豪はミットを構え本気の野球を申し出るが―。
『これは本当に児童書なのか!?』ジャンルを越え、大人も子どもも夢中にさせたあの話題作が、ついに待望の文庫化。
(「BOOK」データベースより)
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「育ててもらわなくてもいい。誰の力を借りなくても、おれは最高のピッチャーになる。信じているのは自分の力だ―」
中学生になり野球部に入部した巧と豪。
二人を待っていたのは監督の徹底管理の下、流れ作業のように部活をこなす先輩部員達だった。
監督に歯向かい絶対の自信を見せる巧に対し、豪はとまどい周囲は不満を募らせていく。
そしてついに、ある事件が起きて…!各メディアが絶賛!大人も子どもも夢中になる大人気作品。
(「BOOK」データベースより)
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バッテリーって充電機の方かと思ってページをめくり始めたら野球の方でした(笑)
内容はと言うと、小学校を卒業したてにして天才ピッチャーとしての自信を持った主人公の巧とそれを取り巻く人々のお話。。。
児童文学として賞も取ってるらしいのだけど、間違いなく、私が児童の年代だったら読まないだろうなぁ。。。という文章。
ホントは全6巻なのらしいけど、2巻で挫折しちゃいました。
決してつまらないわけじゃないけど、続きが気になるわけでもなく。。。盛り上がりに欠ける話かな。(そういうことは全部読んでから言うものか(笑))
でも、「野球をするために生まれてきた人は他人に憧れたりしない。」ってくだりに納得。他人に憧れ、目標にしちゃったらその人より上には行けないもんね。