【≪観劇レビュー≫夢から醒めた夢@名古屋・千秋楽】
修子
普段は質素に、たまには豪華に。
今回の東京旅行のメイン、Bunkamuraシアターコクーンで上演中の『るつぼ』を観に行ってきました。
東京千秋楽に当選したんです♪
でも夫がどうしても仕事に行かねばならず、、、観劇は私一人で行ってきました。。。
17世紀末に実際に起こった魔女裁判をもとに作られた戯曲。
何の前情報もなく観に行ったのですが、休憩込みで3時間15分という長丁場があっという間!
それにしても、集団心理の暴走は怖いですね。
ちょうど2日前に展覧会を観に行ったマリーアントワネットもそうだし、ミュージカルでもおなじみの「ウィキッド」の西の悪い魔女もしかり。
昔の話(ウィキッドは物語ですが)とはいえ、最近のネットの炎上も似たものかも。なんて思うと、月日が経って進化だ進歩だ言っていても、人間の根底にあるものは変わらないんだろうな。なんて思いました。
黒木華さん、相変わらずすごいです。
最初に観たのは映画『ちいさいおうち』で、最近ではドラマ『重版出来』の明るく前向きなキャラのイメージだったので、今回の裏表のあるキャラの「裏」の部分のどす黒さ、「表」との落差に圧倒されました。
ジョン・プロクター:堤真一
エリザベス・プロクター:松雪泰子
アビゲイル・ウィリアムズ:黒木華
ジョン・ヘイル牧師:溝端淳平
アン・パトナム:秋本奈緒美
パリス牧師:大鷹明良
レベッカ・ナース:立石涼子
ダンフォース副総督:小野武彦
メアリー・ウォレン:岸井ゆきの
エゼキエル・チーヴァー:玉置孝匡
ホーソン判事:冨岡弘
フランシス・ナース:藤田宗久
トマス・パトナム:石田登星
サラ・グッド:赤司まり子
ヘリック警察署長:清水圭吾
ホプキンズ:西山聖了
ジャイルズ・コーリー:青山達三