椅子とめぐる20世紀のデザイン展@ジェイアール名古屋タカシマヤ普段は質素に、たまには豪華に。

椅子とめぐる20世紀のデザイン展@ジェイアール名古屋タカシマヤ

修子
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椅子とめぐる20世紀のデザイン展の巡回展がジェイアール名古屋タカシマヤで開催中。

友の会の会員証提示すると無料で観られるので行ってきました♪

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開催概要※公式サイトより

大デザイン時代が生んだ美しい生活デザインを100脚の椅子から覗く旅。

本展では、アール・ヌーヴォー、バウハウス、ミッド・センチュリー、イタリアン・モダンまで、20世紀100年におけるデザインの変遷を、椅子研究家の織田憲嗣氏のコレクションから厳選した100脚の名作椅子を案内役にたどります。

また食器、キッチン用品、家電製品、事務用機器などもまじえて、デザインと生活の関係性を解き明かしていきます。

優れたデザインが生まれる時、そこには時代の社会性や人々の暮らしが密接に関係しています。

形状の美しさや驚きの内側には、よりよい未来を描こうとするデザイナーの情熱が詰まっています。

時代を作り、また今も変わらず光を放ち続ける、時代を超越した「名品」たち。使う人々に幸せをもたらすそれらは、人の営みから生まれた、まさに美しい生活デザインです。

会期・会場

  • 東京会場
    会期:2024年2月29日~3月18日
    会場:日本橋髙島屋S.C. 本館8階ホール
  • 巡回展大阪会場
    会期:2024年3月27日〜4月14日
    会場:大阪髙島屋 7階グランドホール
  • 巡回展名古屋会場
    会期:2024年4月18日〜5月5日
    会場:ジェイアール名古屋タカシマヤ 10階特設会場

料金:一般 1200円 / 大学・高校生 1000円 / 中学生以下無料

友の会で1日1回まで無料で入れるって素敵♡

会場構成

  • 第1章
    20世紀の始まり/アール・ヌーヴォー 1901-1918
    1880年代に確立された新しいデザイン様式「アール・ヌーヴォー」の流行の中で、20世紀は幕を開けます。
  • 第2章
    デザイン革命/モダニズム 1919-1938
    前時代の様式から離れ、簡素で機能と形態が融合したデザインが誕生。合板やスティール・パイプといった新素材や幾何学的な形態が用いられます。
  • 第3章
    デザイン黄金時代/ミッド・センチュリー 1939-1968
    20世紀の中頃、意匠はより軽やかになり、有機的な形態を多く採用。戦後復興と科学技術により、デザイン黄金時代が到来し生活水準を向上させます。
  • 第4章
    斬新なデザイン/ポストモダンへ 1969-2000
    新しい世代の文化が興隆した60年代には、カラフルで斬新なデザインが生まれ、その後70年代にはポストモダニズムが起きますが、90年代には終息します。
  • エピローグ
    時代に生まれ、時代を越える。
    実際に名作椅子の座り心地を楽しんでいただけるコーナーや、日本と北欧で名作椅子と暮らす家族を紹介する2作品をご覧いただけるミニシアターもご用意しています。

今回は「織田コレクション」だそうです。

織田コレクションとは、椅子研究家・織田憲嗣(おだのりつぐ)が長年かけて収集・研究してきた、20世紀の優れたデザインの家具と日用品のコレクションとのこと。

北欧を中心とした椅子やテーブルから照明、食器やカトラリー、木製のおもちゃまでと多岐にわたるんだそうですよ。

「椅子研究家」なる方がいらしたんですね!知りませんでした。

以下、会場内を写真多めで振り返ります

先日、ガウディ展を観に行ったので「おぉ!ここでも!」となりました☆(ゲンキン(笑))

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このマッキントッシュの椅子、私でも知っていたぐらいあので相当有名かと☆

個人的にはお隣のリクライニングの椅子が気になりました☆

「座るための機械」ってネーミングセンスにちょっと笑ってしまいました☆

椅子だけではなく、キッチン用品の展示も。

1925年(大正14年)にこのデザインがあるってすごいですね!

思わず我が家のiwakiの耐熱容器を思い出してしまいました。。。(笑)

キッチン用品つながりで順不同ですが、、、

王立ベルリン製陶工場の食器や、イタリアのムラーノガラスのお皿など、歴史を感じさせないデザインも素敵でした。

この大きなテーブル、最大14人座れるという特大サイズ!

でも畳んでコンパクトにもなるんだそうです☆

日本でも2人用が4人用とか、4人用が6人用になるのはありますが、ここまでダイナミックなのは日本では需要が無さそうですねー。。。

中には日本人デザイナーの椅子もありました。

「デザイナーは生涯でよい作品は一点あればいい」、この意気込み素敵ですね。

テーブルの上にフランク・ロイド・ライトのインペリアルシリーズがしれっと(?)置いてあったり、細部まで細かい!

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1969年イタリアの椅子、「ドンナ(女性)」の愛称で親しまれているそうです、何とも言えない丸みが可愛い♡

日本で「人をダメにするソファー」が一世風靡したのは15年ぐらい前だったと思うのですが、1968年にはすでにイタリアのザノッタ社が発売していたとは☆

ちなみに「サッコ(袋)」という名前なんだどか。

個人的に一番気になったのは、↑この2つ。

フランク・O・ゲーリーの「クロス・チェック」とハンス・サングレン・ヤコブセンの「ロッキング・スツール」♡

こういう椅子がさらっと置けるお家だったらいいなぁ。。。なんて思いながら眺めてました。

展示の最後には自由に座れるコーナーも。

なぜか、ランク・ロイド・ライトのタリアセンも!

やっぱりこのライト好きー!ってなりました☆

最後に

たかが椅子、されど椅子ですね。

日用品でありながら、美術品でもある。。。こうやって考えると椅子って不思議な存在ですね。

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修子

酒・食、時々、旅・舞台・着物𝓮𝓽𝓬.

レジャックの外が見えるエレベーターが子供の頃の遊び場だった名古屋生まれの名古屋人

普段は質素に暮らし、でもたまには豪遊したい♡
そんな日常を綴っています

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