【宝石 地球がうみだすキセキ@名古屋市科学館】普段は質素に、たまには豪華に。
美術館・博物館

【宝石 地球がうみだすキセキ@名古屋市科学館】

修子
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名古屋市科学館で開催中の特別展「宝石 地球がうみだすキセキ」へ行ってきました♪

サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん」という番組で紹介されていて東京遠征を考えてたら、巡回展で名古屋にも来ると知って楽しみにしていました♪
と言いながら、夏休み明けを狙って行ったら水曜日なのに休館日で出直したり。。。(^^;
結局、駆け込みで、、、
でも夫と1回、母と1回の2回行けました♪

音声ガイドも楽しかったですが、まずは純粋に宝石を見てうっとり。。。♡

順に振り返ってみようと思います♪

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第一章 原石の誕生

宝石はカットされた完成品として採掘されるわけではなく、その生い立ちにより様々な形状や大きさで産出します。
第1章では、原石はどのようにして誕生するのか、地球内部でつくられる宝石の元となる原石(ラフ)を科学的視点から紹介します!

会場入ってすぐの巨大なアメジストドーム!

どれぐらい大きかと言うと。。。

私の身長以上☆(2.5mだそうです。)

アメジストがたっぷり☆(笑)

ヘグマタイト(だったと思う。。。(^^;)

トルマリン

誕生石のルビーもたくさんありました♪

第二章 原石から宝石へ

原石から宝石としての特性を最大限に引き出すための成形と研磨の工程をまとめて「カット」と呼びます。「カット」の出来栄えは原石の大きさ、品質に劣らないほどの宝石の評価を左右します。
第2章では、原石の採掘からカットの加工技術までを分かりやすく展示。鉱物がどのような過程を経て美しく輝く宝石になるのか紹介します。

こうやってみると、いろんな石があり、いろんな大きさがあり、いろんなクオリティがあり。。。
石の世界も奥が深い。。。

ピジョン・ブラッドの展示にうっとり♡

サファイアの輝きにもうっとり♡

 

長葱にしか見えないと話題のトルマリンも!

故宮博物館の白菜を思い出したのだけど、あちらは翡翠でしたね。。。☆

カメオの作成過程も☆

イタリアでカメオの工房に行ったのも懐かしい思い出☆

子供の頃、母のオパールの指輪がキレイで、でもオパールって石がやわらかいく傷がつきやすいと、触らせてももらえなかった記憶。。。(笑)

いろいろ写真は撮ったけれど、写真撮るつもりで、ミラーレス一眼も持って行ったけれど、でもやっぱり自分の目で見るのが一番きれいに見えますね☆

第三章 宝石の特性と多様性

宝石の価値の基準にもなる、【輝き】【煌めき】【彩り】【強さ】といった性質の説明を交えながら、ラフ、ルースをメインに200種を超える宝石を展示します。ダイヤモンドやサファイア、ルビーなどのよく知られた宝石から、フォスフォフィライトやスフェーンなどのレアストーンも多数展示。色彩豊かで様々な表情を見せる宝石が一堂に集まり、宝石の要件の一つである「美しいこと」の要素について科学的に解説します。

これも「博士ちゃん」で紹介されてましたね!
ホントに大きい!

装飾品としては使えないですが、圧倒される存在感はすごい☆

今回の展示で感動した1つが「橋本コレクション」

このショーケースにぎっしりと指輪が並んでいて、それが3つも!

日本人の手によって、これだけの歴史的価値のあるジュエリーが集められているとは知りませんでした。。。

全部写真撮ってたらきりがないので、目についたものをいくつか。。。

134番のボヘミアンガーネットと、116番のエメラルドは個人的お気に入り♪

夫と一緒に行った時に「116番でいいよ!」って言ったら「あほか」と言われた(笑)

それぐらいのお気に入り、リング部分も素敵なデザインでした♡

第四章 ジュエリーの技巧

輝く宝石の「ルース」を更に美しくするために行われる宝石のセットを「仕立て」と呼びます。第4章では、この「仕立て」の技術に着目し、宝石を貴金属にセッティングする石留めの方法など、職人のこだわりをご紹介。
フランス・パリに本店を構えるハイジュエラー、ヴァン クリーフ&アーペルや、日本ならではのデザインが特徴的な、兵庫県芦屋市発のジュエリーブランドであるギメルが所蔵する美しいジュエリーから仕立ての効果をご覧いただきます。

こんな素敵な蒔絵のヘアクリップがさらりと似合う着物の着姿にあこがれる今日この頃。。。

とっても素敵なジュエリーたちだったけれど、見ていると、ついつい「おいくら?」とか思ってしまう。。。(笑)

何となく宝石の王者はダイヤモンドなイメージでしたが、どの石も素敵ですね~☆

この時計、どうやって電池変えるん?と思っていたら夫が横で同じこと言い出して笑いました。。。(笑)

第五章 宝石の極み

有川一三氏が世界中から集めた世界的な宝飾芸術コレクションであるアルビオン アート・コレクション。
第5章では、芸術性と歴史重要性が極めて高い貴重なアルビオン アート所蔵のジュエリーコレクションより、古代のメソポタミアやエジプトで作られた作品から20 世紀の最先端のジュエリーまで、珠玉の芸術品の数々を会場の最後にまとめて展示します。
人類が生み出した美の歴史をご堪能ください。

(※1)個人蔵、協力:アルビオン アートジュエリー・インスティテュート

このゾーンは写真撮影不可なのが残念でしたが、どれもこれもとっても素敵なジュエリーたちでした。

『エカテリーナ大帝の肖像「エメラルド・インタリオ」』にはびっくり☆

※画像はALBION ARTのサイトからお借りしました。

エメラルドを彫るとか、想像の斜め上を行く作業を18世紀に。。。
(いや、逆にこの時代だからできたのか。。。?)

手前の橋本コレクションもですが、日本人の手によって、これだけの歴史的価値のあるジュエリーが集められているとは知りませんでした。。。
(アルビオンアート・コレクションも残り続けることを切に切に願います。)

二ノ宮知子さんの書下ろしイラスト

私、この漫画知らなかったのですが読みたくなりました☆
(そもそも私の石の知識って、昔読んだ漫画が基盤ですし。。。☆漫画重要!(笑))

 

安部祐一朗さんの書下ろしイラスト


二ノ宮知子さんのイラストの横には、安部祐一朗さんの作品が並んでいてコアラに釘付け☆

長葱と話題のトルマリンにつかまる東山動物園のコアラ♡コアラの鼻もトルマリンなのがニクイ☆

科学館と名古屋港水族館のシャチも!

これが色鉛筆で描かれたとかすごすぎる☆

コアラの毛並みの良さとか写真では伝わらず。。。(^^;この絵は現地で観て欲しいなぁ。。。

最後に。。。

最近、エリザベス女王の棺の上に置かれた王冠が1540年に作り直されたものと話題になりましたが、時間って誰にでも平等ですが、その価値はかけがえが無いですね。
新しければいいという訳ではないというのを身に染みて感じた次第です。

本来、宝石って、例えば、皇居に御呼ばれした暁には五つ紋の色留を着るような、自分のためと言うより、相手に敬意を払うために身に着ける物なんだろうなぁ。。。と思ってみたり。

アレキサンドライト、ボヘミアンガーネット、オパール、エメラルド。。。
目が行くもの、すべて思い浮かぶ情景が母親。。。
子供のころからの刷り込みってすごい!と、展示を見ながらちょっと笑ってしまいました。。。(笑)

ダイヤモンドを見て、学生時代に人工ダイヤの研究をしていた友人の「ダイヤなんて所詮炭素じゃん!」を思い出したり。。。(笑)
(だから夫が「鉱物の横に化学式がないなんて。」と言っていたのはちょっとわかる。。。(笑))

人工ダイヤは今では「ラボグロウンダイヤモンド」として地位を獲得していたり、同様にラボで作られる石が重宝がられたり。
石の世界も環境の変化が著しいですね。

そんなこんなで、なんだかんだといろんな角度から楽しめる、『特別展「宝石地球がうみだすキセキ」』は名古屋市科学館で19日まで!
チケットを購入する列が随分と長かったのでチケットをお持ちでない方は時間に余裕を持って行かれるのをお勧めします☆

9月16日追記

最終日9月19日は台風14号の接近に伴い、午前7時30分に暴風警報が名古屋市に発表されている場合、終日休館となり「特別展 宝石」もお休みとなるとのこと。

さらに、開館しても暴風警報が名古屋市内に発表された場合は、休館になるとのこと。

宝石展サイトより

最終日なので、無事に開館されることを願います。。。

9月18日追記

安部祐一朗さんの作品が栄の三越で開催中のKARATZさんのポップアップストアでも書下ろし作品が見られると聞いたので、矢場町の用事を済ますついでに寄り道♡

イラストも可愛かったけれど、KARATZさんのポップアップストア、楽しかった~♪

「マツコの知らない世界」にも出てきた、雲母とパイライト入りエメラルドを拝めたし、ダイヤをスコープで覗くと、中には桜やクローバーが見えるというカットが素敵すぎた☆
(どちらも写真撮るの忘れた。。。(^^;)

スタッフさん、めちゃめちゃサービス精神旺盛であれもこれもと見させてもらっていろいろ教えてもらって楽しいひと時でした♪

 

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修子

酒・食、時々、旅・舞台・着物𝓮𝓽𝓬.

レジャックの外が見えるエレベーターが子供の頃の遊び場だった名古屋生まれの名古屋人

普段は質素に暮らし、でもたまには豪遊したい♡
そんなの日常を綴っています

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