6月の読書メーター
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読んだ本の数:6冊
読んだページ数:2007ページ
図書館の整理期間に便乗して大量に借りた割りにはそのほとんどを読まずに返したふとどき者。。。
予約で回ってきたのをかろうじて読んだ1ヶ月でした。。。
聖女の救済
最後の方で、いろいろ出てきてパズルがするすると出来上がるのはできすぎのような気もしたけれど、久しぶりに大満足な東野圭吾作品でした。 でも、題名の意味がわかった時には、ぞぉ~。。。っとしました。
読了日:06月29日 著者:東野 圭吾
ガリレオの苦悩
「内海薫」という登場人物はは月9ドラマ用に作られたキャラだと思っていたのだけど、初出誌を見たら原作の方が先なんですね。月9だからってわざわざ女性を付け足さなくてもいいのに…って思っていたので「すみません!」って感じです(笑) 化学に一貫したガリレオ先生ですが、この先生、だいぶ人間味が出てきました(笑)これからの変化も見所です。(続編あるのか知らないけど。。。)
読了日:06月17日 著者:東野 圭吾
夜のピクニック (新潮文庫)
100km歩いたことがある私は、描写に共感することが多く、「絶対、この作者も長距離を歩いたことがあるはず!」と思ったら、やっぱい母校の高校にこういう行事があったそうだ。百聞は一見にしかずってこういうことだよなぁ。。。と妙に納得したのでした。 一歩間違えれば、どろどろの昼メロになりそうな題材をすっきりさわやかに描かれているのがよかった。
読了日:06月13日 著者:恩田 陸
医学のたまご (ミステリーYA!) (ミステリーYA!)
「ジーン・ワルツ」の後に読むのをお勧めします。東城医大の未来がちょっとだけ垣間見られる部分もあって、他の作品への伏線かしら?なんて思ったりも。。。田口先生が「教授」になっているのが一番の驚きでした☆ 各章のタイトルがいいです。
読了日:06月11日 著者:海堂 尊
ジーン・ワルツ
産科医療、というより、婦人科医療に焦点を当てた物語。医学の発達により不妊治療だの人工授精だのができるようになるけれど、逆に代理母出産は合法か違法かの論争が起こる。決して出産って簡単なものじゃないんですよね。。。 結論が出るまでには時間がかかる内容ですが、今の日本の産婦人科医療への問題提起にはなったのではないでしょうか。
読了日:06月07日 著者:海堂 尊
少女 (ハヤカワ・ミステリワールド)
「因果応報」の話しなのでかなり世間が狭い。「さすがにそんなに狭くないだろう。」と突っ込みたくなるぐらいの狭さ。 そのご都合主義をよしとしたならば、伏線も効いているし、伏線の回収も見事なもの。なかなか読み応えはある作品だと思います。
読了日:06月03日 著者:湊 かなえ
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