手紙(東野圭吾・2003年)普段は質素に、たまには豪華に。

手紙(東野圭吾・2003年)

修子
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兄は強盗殺人で服役中。
その時、弟は…。断ち切られた兄弟の絆。
希望なき世界を彷徨う人生。
いつか罪は償われ、傷は癒されていくのだろうか。
『毎日新聞』日曜版連載、待望の単行本化。
(「MARC」データベースより)
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なんとも重い内容でした。

建前だけを言えば、「悪いのは兄であって弟じゃない」って事だけど、やっぱり世間はそうは見ないわけで。。。
実際私もそういう人に会ってしまえば、あまり深く関わりたくないのが本音。

勤め先の社長の平野の台詞に「我々は君のことを差別しなきゃならんのだ。自分が罪を犯せば家族をも苦しめることになる―すべての犯罪者にそう思い知らせるためにもね。」とある。
それは極論だと思うけど、でも誰の心の中にある考えでもあると思う。

東野圭吾の本ですっきりしないラストというのはこの本がはじめて。
それゆえに考えさせられる本でもあった。

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修子

酒・食、時々、旅・舞台・着物𝓮𝓽𝓬.

レジャックの外が見えるエレベーターが子供の頃の遊び場だった名古屋生まれの名古屋人

普段は質素に暮らし、でもたまには豪遊したい♡
そんなの日常を綴っています

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