火車(宮部みゆき・1992年)
修子
普段は質素に、たまには豪華に。
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人を愛するとは?
自分を許すとは?
他人を許すとは?
父を失った主人公「愛」の、愛する事と塗り替える事の出来ない過去との狭間で揺れる心を描く。
(「MARC」データベースより)
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たまたま、BOOK OFFで見かけた本。
奥付見たら、同じ県の元看護婦の方が書かれていたので読んでみることに。
物語の文章としては、物足りない感じ。
道徳の時間に出てきそうなわかりやすい文章。
内容も、どちらかと言うと、教訓的な感じなので、ますますそんな感じに受け取れる。
ただ、素直な心で読めるならお勧めかな。
犯した罪を償うことと、罪を許すこと。
どちらも難しいものですね。