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さよならをするために(唯川恵・1995年)普段は質素に、たまには豪華に。

さよならをするために(唯川恵・1995年)

修子
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まるで「さよなら」をするために恋をするような…
ちょっとせつなくて、心に痛い五つのラブ・ストーリー。
―約束の時間から一時間。彼はきっと来ない、来るわけがない。
恋はいつしか壊れていくもの―
終わった恋にエンド・マークを打つために勇気をふるって、
一歩を踏みだした女の子たち。
そして、それは新しい恋の始まり…
五つの恋が壊れていくありさまを描く恋愛小説集。
(「BOOK」データベースより)
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本編のはじめにある言葉
「まるで、さよならをするために恋をするかのよう」
文庫版あとがきにある言葉
「さよならが新しい恋のはじまり」

「さよなら」するには始まりよりもたくさんのエネルギーがいると思う。
でも「さよなら」しないと新しい恋も始まらないんだよね。。。
なんともまぁ難しいもんだ。

別れのばかりの短編集だけど、どれも前向きな終わり方で、読んでいても暗くならないのがよかった。

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ABOUT ME
修子
酒・食、時々、旅・舞台・着物𝓮𝓽𝓬. レジャックの外が見えるエレベーターが子供の頃の遊び場だった管理人が名古屋を中心に綴る日記ブログ。 最近は夫や友人と旅やホテルステイも楽しみつつ、完全同居型二世帯住宅に住む子なし夫婦です。

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