日本語の作法(外山滋比古・2008年)
修子
普段は質素に、たまには豪華に。
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まるで「さよなら」をするために恋をするような…
ちょっとせつなくて、心に痛い五つのラブ・ストーリー。
―約束の時間から一時間。彼はきっと来ない、来るわけがない。
恋はいつしか壊れていくもの―
終わった恋にエンド・マークを打つために勇気をふるって、
一歩を踏みだした女の子たち。
そして、それは新しい恋の始まり…
五つの恋が壊れていくありさまを描く恋愛小説集。
(「BOOK」データベースより)
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本編のはじめにある言葉
「まるで、さよならをするために恋をするかのよう」
文庫版あとがきにある言葉
「さよならが新しい恋のはじまり」
「さよなら」するには始まりよりもたくさんのエネルギーがいると思う。
でも「さよなら」しないと新しい恋も始まらないんだよね。。。
なんともまぁ難しいもんだ。
別れのばかりの短編集だけど、どれも前向きな終わり方で、読んでいても暗くならないのがよかった。