男道(清原和博・2009年)
アフィリエイト広告を利用しているものがあります
********************
ドラフト当日に起きた信じられない出来事。
盟友・桑田真澄への揺れる想い。
野茂、伊良部らとの特別な戦い。
巨人への愛憎と、仰木監督が用意した知られざる花道。
少年時代から憧れていた王監督への失望と劇的な和解。
大リーガーなみのホームランを打つために用意した前例のない左膝の大手術と地獄のリハビリ。
だから、最後に特大のホームランを一本打って終わりたかった――。
「ただ、真っ直ぐに歩きたかった」清原和博が初めて明かす、誰も知らない本当の素顔。
********************
私が生まれ育った名古屋には「中日ドラゴンズ」というチームがある。
野球=ドラゴンズで育った私は、そもそもパ・リーグと言うものをよく知らなかった。
今でこそ、パ・リーグも盛り上がっているけれど、昔は中継も無かったような。。。
それは私が名古屋人だからか!?
そんなこんなで、「清原和博」という選手も知ってはいたけど、よく知らなかったのが本音。
ニュースで大きく取り上げられることを知ってる程度だから、知っていることと言えば、
ドラフトの一件と、FAで巨人に行ったことぐらい。
それも、面白おかしく報道されるのを目にした程度だから、あまりいい印象もなかったんですよね。
FAの時なんて、「やっぱり巨人がいいんだなぁ。。。」ぐらいにしか思わなかった。
この本を読んでみて、「清原和博」の印象は変わりました。
もちろん、個人的主観で書かれた本だから、周りの目から見たのはまた違うでしょう。
でも本人が立ち向かってきたもののすべては、この本の中にあります。
個人競技であれ、団体競技であれ、一流選手と言うのは周りに感謝する気持ちがあると言うこと。
個人的にセンスや能力があっても、一人でのし上がれる人なんていない。
そんなことを思った本でした。
今年の日本シリーズも盛り上がってますね。
昨日はダルビッシュも出てきて大盛り上がりだった模様。
テレビで中継を見ていたのですが、解説で出ていた清原さんを見て、
別人だと思ったのは私だけではないはず。。。