白夜行(東野圭吾・1999年)
修子
普段は質素に、たまには豪華に。
小さい頃、よく遊んだ路地裏。
それが違う地域の人が見たらとても魅力的な場所だと知ったのはつい最近のこと。
路地裏には区画整理もされてない道だからこそ醸し出す雰囲気がある。
観光地の雰囲気もいいけれど、道を一本入ったところには普通の生活がある。
この本にはそんなガイドブックには載らないごく普通の風景が写し出されている。
そして、その町並みにはその土地の文化があり歴史的背景もある。
「世界の路地裏100」の方はモノクロが効果的に使われているのも良かったです。
ただ、「世界の」と言うわりに、ほとんどがヨーロッパなのはちょっと残念です。
でも、やはりヨーロッパはどこをとっても絵になりますね。
逆に韓国の路地裏は日本にもありそうな懐かしい感じがしました。
ページをめくる度にその路地裏に行ってみたくなる。
そんな写真集です。
同じシリーズで「日本の路地裏」もあるようなので、そちらも観てみたいと思いました。
「こんなの、お好きでしょ?」と職場の番頭さんが新聞の切り抜きをくれました。
それがこの本でした。
「うん、確かに好きだ。」
有名どころの観光スポットもいいけど、その道すがらに見た洗濯物を干す女の人の
横顔に感じた異国情緒だとかの出来事は、ほぼ路地裏にありました。
洗濯物の干し方もいろいろですよね~。
窓の下にある紐(?)に洗濯物を干してあるのを見ると外国だなぁ。。。って思います^^
番頭さん、いい目してますね~!