容疑者Xの献身(2008年・日)
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東野圭吾の同名の小説の映画化。
と言うよりも月9「ガリレオ」の映画化と言った方が通じるかもしれない。
個人的にドラマの続編の映画化というのは好きではない。
「アンフェア」・「花より男子」・「クロサギ」などいろいろ観たけれど、「別に映画化しなくても、スペシャルドラマでいいのでは?」と思ってします。
決してつまらないわけではない。
どれも楽しく観たのだけど、何かが違う。。。
とは言え、じゃあ映画の定義は?と問われれば答えられないぐらいものもだったりするのだけど。
それはさておき、内容は。。。
原作に忠実で、ドラマほどのお遊び部分も無く、一言でいうなれば「いい映画」でした。
とは言え、小説のト書きの部分を映像にするっていうのは難しいですね。
石神の通勤路にいる浮浪者達の描写は原作に比べてわかりにくいし、逆にトリックに使われた人はわかりやすすぎ。。。
原作読んだのが随分前なので、記憶に無いのですが、雪山のシーンってあったっけ?
映画を観ていて、数学者の考え方的にいろんな方法で登頂するっていうのは伝わってきたけど、湯川の危機か!?なんて思わせぶりな描写はいらないんじゃないかと思いました。
他にも月9的な演出があったり、微妙にラストが違っていたり。
まぁ興行収入的にみたらナイス判断!って感じでしょうが、
原作を読んでいる人にはどう映るんでしょう?
とは言え、ホントに原作好きな人は観に行かないでしょうね。
それにしても、堤真一さんとと松雪泰子さんの演技は凄いですね。
もともと堤真一さん目当てに観に行ったのですが大満足です^^
ガリレオの映画化ではあるけれど、実質の主人公はこの二人でしょうね。
最後に、
一緒に観た連れ合いが「数学的には突っ込みどころが一つも無い映画だった。」と絶賛してました。
ドラマの時は文句たらたらだったので(笑)ちょっと驚きました。