泳ぐのに、安全でも適切でもありません(江國香織・2002年)
修子
普段は質素に、たまには豪華に。
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~“自分よ、還れ”~
だれのものでもない私の人生だから
女には大切な○○だけあればいい。
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『食べる女』の続編。
今回も食べ物にまつわる12のお話。
失恋を機に生牡蠣が食べられるようになったり、中年女性の仲良し3人組でダイエットをしようともくろむ話だったり、キャリアな女性の恋愛話だったりと盛りだくさん。
ここまで来るとパターンが読めてしまう部分もあるけれど、どれもこれも意外と自分の人生で思い当たる節がある。
(さすがに子育てに一段落付いた人の話がわからなかったけど…(笑))
飽食と言われる昨今。
食べる大切さは見失われてる感があります。
だから「食育」なんて言われ始めるんでしょうね。
管理栄養士の私としては、食に目が向けられるのは嬉しいけれど、
食品偽造問題などを見ていると、いろんな意味で問題ありだな。と思います。
もっとシンプルに野生の感を養っていかないといつか来ると言われている飢餓の時に日本人は太刀打ちできないかもしれませんね。。。
随分話がそれちゃいましたが、
身近な「食」を見直すにはお勧めの本でした。
す、すごい装丁の本ですねっ
突っこむとこはそこかい(笑)
ここまで口角が下がっちゃうと私は手に取らないかもしれません(^_^;)
確かに装丁には私もおののいた!(笑)
内容と全然関係ない装丁ってどうなんですかねぇ。。。
私でもパケ買いはしない本ですね(笑)