風呂敷つつみ(山田悦子・2011年)
修子
普段は質素に、たまには豪華に。
初めて石田依良の本を読んだ。
「この人、プライド高いんだろうなぁ」と思いながら、テレビでこの作者を見た記憶がある。
その傍らで「いい恋愛小説を書く。」なんて噂も聞いてた人でもある。
そんな中、読んだこの本は私にとって睡眠薬
普通、この手の本は2日もあれば読めてしまうのだけど、
読み出すと、眠気が襲ってきて結局5日かがり。。。
いくら寝不足でも、気になる本だと読んでしまう私だから、
自分の中ではそういう位置づけの本だったってことでしょう。
どこに落とし所があるんだろう?と思いながら読んでたけれど、
意外や意外にしっくり来るラストでした。
でもやっぱり、すごい内容の割にはちょっと単調かな。
嫌いな文体では無いので、「池袋ウエストゲートパーク」などの
有名どころを読んでみたいと思いました。