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天使の卵(村山由佳・1994年)普段は質素に、たまには豪華に。

天使の卵(村山由佳・1994年)

修子
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19歳の予備校生と、8歳年上の精神科医。
止まらない、もう誰にも止められないこの激しく、
貫く、純愛。小説すばる新人賞受賞作。
(「BOOK」データベースより)
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大学ぐらいの時に「天使の卵」っていうアクセサリーがはやったなぁ。。。
と思って読んでいたら、やっぱりそのアクセサリーが出てきました。
内容にはほとんど絡んでないので題名がなぜ「天使の卵」なのかは謎。

私は正直、「死に落ち」の物語が苦手。
だから「世界の中心で、愛を叫ぶ」も苦手。

何故、死に落ちの結論に持っていくのか?
この話の場合、そこに持っていかないと、話が長くなるというのはある。
でもねぇ。。。
違う結論に持っていって欲しかったな。

8割ぐらいまではとてもいいお話だと思って読んでいたのに、
あとの1割は納得がいかない。

続編である「天使の梯子」にそこらへんが書いてあるのかしら?
そっちも読んでみようと思いました。

作中に、
もっとがむしゃらに、自分勝手になりなさい。
あんまり若いうちから、そんなに冷静でものわかりのいい人間になるのはおやめなさい。
あなたが今よりちょっとやそっと自分勝手に、わがままにふるまったところで、
あなた自身が思っているほどには誰も困らない。

という下りがある。

こういうことをさらっと言える大人になりたいものだ。

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ABOUT ME
修子
酒・食、時々、旅・舞台・着物𝓮𝓽𝓬. レジャックの外が見えるエレベーターが子供の頃の遊び場だった管理人が名古屋を中心に綴る日記ブログ。 最近は夫や友人と旅やホテルステイも楽しみつつ、完全同居型二世帯住宅に住む子なし夫婦です。

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