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29’s イブの憂鬱(唯川恵・1996年)普段は質素に、たまには豪華に。

29’s イブの憂鬱(唯川恵・1996年)

修子
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29歳を迎えた真緒の日々は、ブルー一色。
年下の男との恋は遊びに終わり、
結婚に逃げ道を求め見合いをしても見事に失敗。
その上、会社ではリストラの対象にされて。
恋も仕事も、すべてが中途半端。
そんな真緒の背中を押すのが3度の離婚を乗り越え
今また新たな恋に燃える母と、
シングルマザーの道を選ぶ大学時代の友人さつき。
30の大台を目前に、自分の足で
一歩を踏み出そうとする真緒の一年。
(「BOOK」データベースより)
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「イブ」って言うと、ついつい「クリスマス」を思い浮かべてしまうのだけど、
この「イブ」は30歳のイブの29歳のお話。

なんでみんな30歳になるのが憂鬱なんだろ?
「三十路」なんて言うからなのか、一昔前の「お肌の曲がり角」なんてのがあるからなのか。。。

私は25歳になる時に仕事を辞める事を決めていて、でも次の仕事が決まっていなく、さすがに将来が不安で歳をとるのに抵抗あったけど、それ以外は歳をとるのは嬉しいことなんだよね。
だから29歳だろうが三十路だろうが、今年のぞろ目だろうが誕生日は嬉しいし、待ち遠しいもの。
だから世間一般的な「憂鬱」はわからない。

話を本に戻して。。。
内容は迷いながら自立していくという、よくある話なんだけど、主人公の母親がいい味出してた。
3度の離婚で結婚には懲りてるかと思えば、再婚したりとパワフル。

母親のセリフに「女はね、勝ち戦は自慢しないものよ」ってのがあった。
こんなかっこいい女になりたいもんだ(笑)

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ABOUT ME
修子
酒・食、時々、旅・舞台・着物𝓮𝓽𝓬. レジャックの外が見えるエレベーターが子供の頃の遊び場だった管理人が名古屋を中心に綴る日記ブログ。 最近は夫や友人と旅やホテルステイも楽しみつつ、完全同居型二世帯住宅に住む子なし夫婦です。

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