百瀬、こっちを向いて。(中田永一・2008年)
修子
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真っ白な表紙の真ん中に銀色で小さく題名が…。
本屋さんで一際目立つ装丁に、かわいらしい題名。
この瞬間、読むこと確定した本です(笑)
中も、珍しく漂白されたような真っ白な紙。
短編を分ける題名のページは黒地に白抜き。
白・黒・シンプル。
装丁と内容がとてもマッチしていました。
『キャベツ畑に彼の声』の中に出てくる小説が『なみうちぎわ』だと思わせる描写があったり、最初の方でラストがわかるような描写をしながらどんでん返しがあったり、単なる恋愛ものではなく、ちょっとした仕掛けやミステリーやホラーな要素もあったりして4作とも楽しめた。
この作者は他にどんな作品があるのだろう?とネットで調べてみたら、とある作家さんの覆面なのでは?ということだった。
その作家さんの本は読んだことがないけれど、これまた装丁を見て読もうと思ったことがある作家さんである。
ご本人が公表しているわけではないので噂でしかないけれど、私の直感はそうかもと思ってしまった(笑)
軽く読めて、読んだ後にほっこりした気分になれる1冊です。
- 『百瀬、こっちを向いて。』ほおずきのくだり、少女も女です(笑)
- 『なみうちぎわ』一番現実味がないかな。
- 『キャベツ畑に彼の声』こういうどんでん返しはいいですね。
- 『小梅が通る』子供の洞察力はすごいです。そして男の洞察力は当てにありません。
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追記*2026.1*中田永一が別名義と言う件
リライトしていて、気になったので調べたところ、、、
やはり「中田永一」は「乙一」の別名義であるとのこと。
※2011年6月30日に、山白朝子や中田永一の別名義で活動していたことを乙一(安達寛高)のtwitter(現X)で明らかにされたとのこと。(Wikipediaより。)
で、さらにWikipediaを読み進めていて驚いたのが、、、
奥様が押井友絵さんという映画ライターをされている方なのだそうですが、押井友絵さんのお父様が押井守さんなのだそうですねー!
そこがつながるのかぁ。。。と勝手にびっくりしました(笑)
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