ゲームの名は誘拐(東野圭吾・2002年)
修子
普段は質素に、たまには豪華に。
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専業主婦の小夜子は、ベンチャー企業の女社長、葵にスカウトされ、ハウスクリーニングの仕事を始めるが…。
結婚する女、しない女、子供を持つ女、持たない女、それだけのことで、なぜ女どうし、わかりあえなくなるんだろう。
多様化した現代を生きる女性の、友情と亀裂を描く傑作長編。
第132回直木賞受賞作。
(「BOOK」データベースより)
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初めて会社をサボった。。。
まぁ営業が社内にいる日だし、仕事は山積みだけど明日から追い上げればなんとかなるでしょ。
かといってやることは山積みだけどやりたいことは無く。。。せっかくだからのんびりと積読してた「対岸の彼女」を読んだ。
昔「他人との距離感が独特だ。」と言われたことがある。そして妙に自分でも納得したのを覚えている。
無理してまで他の人といるなら一人でいたほうがいい。って思ってた。だからそれなりに人とは距離を置いてたのかも知れない。
おかげでちょっとやそっとで崩れないし、たとえ崩れても元に戻せる友人がいるのも事実。
作中に「ひとりでいるのがこわくなるようなたくさんの友達よりも、ひとりでいてもこわくないと思わせてくれる何かと出会うことのほうが、うんと大事な気が、今になってするんだよね」というくだりがある。
私みたいな考え方の人っていないのかと思っていたけど、意外と多いのかもしれない。
筆不精でいつも音信不通になる私を変わらず迎えてくれる友人に出会えたことに感謝したい気持ちになりました。