となり町戦争(三崎亜記・2004年)
修子
普段は質素に、たまには豪華に。
『野生の風』に続いて村山由佳さんのデビュー作を読んだ。

これは美大を目指す浪人生と精神科医の恋物語。
2作読んでみて、村山さんは芸術にたけた人なのかな?
主人公が染色士・カメラマン・絵描き志望。。。
それはさておき、内容はとてもせつない。
最後の急転直下の展開には、驚いて手が震えそうになった。
春妃の「もっとがむしゃらに自分勝手になりなさい。」が心の琴線にふれた。。。
後悔先に立たずとは言うけれど、言いたいこと伝えたいことは、素直に言葉にしないといけないな。
それも伝えたいと思った時に。
でも、天邪鬼でひねくれた私にはそれが一番難しいんだけど。