【博物館明治村】「帝国ホテル・ライト館―未来へのメッセージ―」
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先日、明治村で「帝国ホテル・ライト館―未来へのメッセージ―」というトークセッションが開催されるというので応募!
無事に当選したので行ってきました♡
博物館明治村ではこういうスペシャルコンテンツ、よく開催されているのですが、いつも落選してて、、、
このイベトは聴きたかったので当たって嬉しい♡
私のフランク・ロイド・ライト愛が伝わったかしら、、、?(笑)
明治村のお得なチケット
私は村民なので、入村料を気にせず何度でも行けますが、明治村の入村料ってなかなかお高いのですよね。。。(^^;
そして、名鉄の株主であっても無料になるわけではなく、、、
\明治村の入村料が最大15%OFF/
珍しく15%オフのチケット見つけたので貼っときますー
このチケットのお勧めポイントは、明治村についてからチケット購入に並ぶ必要が無い事!
開村前や、バス到着時など、結構行列になっているのを見かけるので、電子チケットはお勧めです☆
とは言え、何度も行くなら村民登録がお勧めー!
1年間に3回行ったら元が取れますよー!
日時・会場
日時:2023年11月26日(日)
13:30-15:00
会場:呉服座(重要文化財:博物館明治村4丁目49番地)
呉服座は舞台なので、こういうイベントに持ってこいですね☆
登壇者
白井良邦(編集者 / 元『Casa BRUTUS』副編集長、慶應義塾大学SFC特別招聘教授)
阿川佐和子(明治村村長)
中川 武(明治村館長)
トークセッション
白井良邦さんは、マガジンハウス『Casa BRUTUS』の副編集長として創刊時から「フランク・ロイド・ライト特集」などを手掛けらている方だそうで。
途中、館長の独壇場だったので(笑)、準備したスライドもほぼ使わずだったようですが、とっても興味深いお話が聞けました。
Casa BRUTUSの2023年11月号がフランク・ロイド・ライトの特集だそうで。
見逃してたー。。。購入しよう!ってなりました☆
そして、中川館長、面白い方ですねー!
建築の権威に対して失礼極まりなくてすみません、、、
ぜひとも、「マリリンモンローが宿泊した部屋の復刻」、お願いします!
阿川さんが村長になる時に「マリリンモンローが宿泊した部屋の復刻するから!」と口説き落としたそうですよ!(笑)
阿川佐和子さんは、さすが聞き上手。
時間を観ながらトークを回し、ご自分のお話もされ、さすがの一言でした☆
館長へ「マイク!」(いっつもマイクを持たずに話しちゃうから(笑))とか「はい。そこまで!」って言えるのも阿川さんだからですねー☆
大爆笑しながら聴いてました☆
阿川さんのおじい様のお話から、明治村へのつながりが解き明かされる一幕もあって、人の縁って不思議だなぁ。。。
あるべき所へいざなわれるものなのですねー。。。と感動しました。
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明治村ですが、大正時代や昭和時代の建築物もだんだんと減る昨今、明治時代以外の物も移築したらどうか。との阿川さんの発言に、館長が「中村珠緒さんが怒っちゃうよ。」と一言。
会場大爆笑!
でもね、ホントに歴史的建造物の取り壊しが進んでいますよね。。。
新しい建物もいいけれど、歴史的建造物は残して行って欲しいところ。。。
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個人的に気になったお話をつらつらと、、、
・ライト館は浮き基礎だったため、地震に強く、関東大震災で倒れることなく残ることができた。
・浮き基礎だった故に、年月が経つと地盤沈下等により、建物の中で段差が生まれてしまった。(数十センチの差があったとのこと。)
浮き基礎だったことで残り、浮き基礎だったことで取り壊すことになったのは、なかなか因果なものですね。
・人としてはなかなかの人生だったようで、不倫から駆け落ちしたり、戻ったら使用人に建物を放火された上、夫人や子供たちを惨殺されたり、、、
・ライトの子供たちで、建築にたけた人はいなかったのか?との質問に、建築の世界はなかなかそういうのはないとのこと。
確かに建築家2世とかあまり聞かないんですね。
最後に
白井さんが大学の講義で一番最初に学生たちに問いかけるのが、「帝国ホテルの横には何があったか知っていますか?」とのこと。
ちなみに、そこには「鹿鳴館」があったそうです。
ちなみに↑は明治村の第四高等学校物理化学教室内に展示されている建築家の谷口吉郎さんの言葉です。
金沢の第四高等学校での同級生だった谷口吉郎さんと土川元夫さん(名古屋鉄道株式会社会長)の発想と決意によって誕生した明治村。
なんだか因果を感じました。