≪観劇レビュー≫バンデラスと憂鬱な珈琲@世田谷パブリックシアター
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演出:マギー
出演:堤真一、高橋克実、小池栄子、村杉蝉之介、中村倫也、高橋由美子、段田安則
男の名はバンデラス。米国軍随一のネゴシエーター(交渉人)。
彼の使命は、12時間後に迫ったロシアとの開戦を阻止すること。
国家の危機に潜むごく個人的な思惑、勘違い、そし行く手を阻む悪気のない人々・・・。
「コーヒー飲んでる場合やないっ・・・!」
カップの底に沈む珈琲が憂鬱な時の始まりを告げた。
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この演目の案内を見て、堤真一さんがお目当ての私と、演出のマギーさんがお目当てといううちの人。
じゃあ、「観に行かない訳には行かないよね!」と遠征です(笑)
日曜日の千秋楽のチケット取った後に、土曜日に後輩の結婚式が舞い込んできて、ダブルブッキングにならなくてよかったぁ!と胸をなでおろしましたよ。
その分、東京観光はあんまりできなかったけど、まぁ東京は逃げませんからね^^
さてさて、舞台に話を戻しまして。。。
内容はホントに「おもしろい!!」の一言♪
笑いっぱなしの2時間弱でしたぁ~!
テレビや映画でみる堤さんってシリアスなイメージだけど、
実はなにげに、関西弁を話すおっさん(失礼!)なんですよね(笑)
そんな、「もしや素に近いんじゃない?」という堤さんが満載でした。
何度目かのカーテンコールの後、演出のマギーさんが舞台上に。
「堤さんが歌って踊るのは今日で最後です。」と言って会場を沸かせてました^^
確かに堤さんが歌うのって始めてじゃないですかね~。。。
新感線の舞台でも歌わないですもんね。
貴重な堤さんを観る事ができましたよ☆
いろんな方のレヴューを読んでいると、日々アドリブの嵐だったようですね。
今回も役者さんが素で笑ってるんじゃないの?なんて思うこともしばしば。
舞台なのにオープニングロールにエンドロールがあったり、
人と映像がたくみに絡み合っていたりして、珍しい舞台でした。
それにしても役者の皆さんはホントに芸達者ですね~!!
一人で何役もこなす舞台でしたが、どの役にもすんなりとはまってしまう。
そして、舞台なのに、役者の普段を思い起こさせる部分が出てくる脚本。
どれもがきっちりとはまってました。
こういうおバカでわかりやすい舞台大好きです☆
ちなみに私の中の名言は、「むいたハッサク」
これも日々違ったみたいです。
やっぱり舞台は何度も観た~い!!