同じ月を見ている(2005年・日)
修子
普段は質素に、たまには豪華に。
1日だし、映画の日だしと映画を観に行くことに。
「フラガールが観たい。」と連れが言うので、初めてミリオン座へ観に行った。
昭和40年、福島の炭坑町が舞台。石炭はかつて「黒いダイヤ」と呼ばれていたが、石油が主流になり炭鉱は次々と閉鎖へ。。。
そんな中、豊富な温泉資源を利用して「この北国をハワイにしよう!」という、「常磐ハワイアンセンター」の建設計画が持ち上がる。
目玉となるフラダンスショーの為に地元の炭鉱娘を集めて、東京から先生を招き育成しようとするが、なにせダンスの経験も無い全くの素人。
そして周囲の偏見。。。
果たして常磐ハワイアンセンターはオープンできるのか?という実話を映画化した作品。
「常磐ハワイアンセンター」は東北方面の人なら結構な確率で知ってるそうだけど、名古屋じゃCMをやってる雰囲気も無く、私はまったくもって知らなかった。(ちなみに今はスパリゾートハワイアンズという一大リゾートになってるそうだ。)
昭和の中盤にフラダンスを流行らせよう。という考えを誰が思いついたのかわからないけど、成功したからいいものの、なかなかこうはうまくいかないだろうな。
みんなの情熱というか執念(?)も成功の一端かも知れないね。
「感動作で、号泣できるらしい。」などと前情報をもらいながら観たのだけど、ホントいいお話で号泣しちゃった。
南海キャンディーズのしずちゃんがまたいい味出してるんだわ。
しずちゃんの演技にもホロリと。。。
そうそう、このフラダンスの先生、70歳を超えても現役で後進の指導をしているそうだ。
そんな素敵な先生に出会えた彼女達が羨ましいな。
今の彼女達がどうしてるのかも気になる映画でした。