しゃべれども しゃべれども(2007年・日)
修子
普段は質素に、たまには豪華に。
久し振りに映画を観た。
アカデミー賞最優秀主演男優賞に79歳で最年長ノミネートの リチャード・ファーンズワースが主演の映画。
撮影中から末期ガンだったそうで、その後自殺で他界と言うのが、 なんとも寂しいのですが。。。
『歳を取って一番の嫌な事は、若い頃の自分を憶えている事だ』という 劇中のセリフがリチャード・ファーンズワース自信と重なってしまった。
まだ20代の私も「昔はもっと動けたのに」なんて思っちゃうぐらいだから、 80歳になったらその差は歴然なんだろうな。
でも、自分の年齢とも上手に付き合っていきたいものです。
さてさて内容は、
主人公のアルヴィンがケンカわかれしている兄に 「トラクター」で会いに行くお話。
終始スローペースで話しが進んでいく。
そして、アルヴァンとかかわる人々が随所でいい味だしてる。
そしてラストも言葉少なですが、じんわりほんわかできました。
そしてこのお話、実話だそうだ。
新聞に載っていたのを監督であるデイヴィッド・リンチが見たのが発端。
物語のネタはどこからでも手にできるって事だね。