天使の卵(村山由佳・1994年)普段は質素に、たまには豪華に。

天使の卵(村山由佳・1994年)

修子
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そのひとの横顔はあまりにも清洌で、凛としたたたずまいに満ちていた。
19歳の予備校生の“僕”は、8歳年上の精神科医にひと目惚れ。高校時代のガールフレンド夏姫に後ろめたい気持はあったが、“僕”の心はもう誰にも止められない―。
第6回「小説すばる」新人賞受賞作品。
みずみずしい感性で描かれた純愛小説として選考委員も絶賛した大型新人のデビュー作。
(「BOOK」データベースより)
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『野生の風』に続いて村山由佳さんのデビュー作を読んだ。

これは美大を目指す浪人生と精神科医の恋物語。
2作読んでみて、村山さんは芸術にたけた人なのかな?
主人公が染色士・カメラマン・絵描き志望。。。

それはさておき、内容はとてもせつない。
最後の急転直下の展開には、驚いて手が震えそうになった。

春妃の「もっとがむしゃらに自分勝手になりなさい。」が心の琴線にふれた。。。

後悔先に立たずとは言うけれど、言いたいこと伝えたいことは、素直に言葉にしないといけないな。
それも伝えたいと思った時に。
でも、天邪鬼でひねくれた私にはそれが一番難しいんだけど。

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ABOUT ME
修子

酒・食、時々、旅・舞台・着物𝓮𝓽𝓬.

レジャックの外が見えるエレベーターが子供の頃の遊び場だった名古屋生まれの名古屋人

普段は質素に暮らし、でもたまには豪遊したい♡
そんなの日常を綴っています

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