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運命の人 (二) (山崎豊子・2009年)普段は質素に、たまには豪華に。

運命の人 (二) (山崎豊子・2009年)

修子
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運命の人(二)
運命の人(二)
おすすめ平均
stars感慨深い
stars政府の機密保持と言論の自由という対決。
stars面白いのですが
stars論理のすり替え
stars引き込まれ、1・2巻一気読みです。

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「弓成亮太、逮捕する!」
ペンを折られ苦悩する弓成、スキャンダル記事に心を乱す妻・由里子。
夫婦の溝は深まり、子どもたちも動揺を見せ始めた時、大野木正を中心とする弁護団の真摯な励ましが二人を支えた。
そしてついに、初公判の朝が訪れた。
(「BOOK」データベースより)
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1巻に続いて2巻。

正直1巻は波に乗れず何度か挫折しかけたのですが、2巻はさくさくと読めた。
本題に突入して、話の流れがスピードの乗ってきました。
ただ、主人公の弓成にはどうにも共感できないんですけどね^^;
自信家の人の地盤が揺らぐとこんなに崩れてしまうんですかね。。。

そんなことはさておき、
政治家と言うのは、官僚というのは、国家機密を守るためなら、話の本題を摩り替えて裁判を行ってしまうのか。

三権分立といいながら、その三角形が正三角形でないのが当時なのか、今も変わらずなのか。。。

被告が二人の裁判なのに、あたかも被告と原告であるかのように裁判が行われている。
権力に逆らったという罪を「認めた」のと「認めない」のでここまでの差が出てしまう「権力」って一体なんなんでしょう。。。

そんなことを思いながら読み進めました。
続きが気になりつつ、3巻を手に取る前に小休止しようかな。

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ABOUT ME
修子
酒・食、時々、旅・舞台・着物𝓮𝓽𝓬. レジャックの外が見えるエレベーターが子供の頃の遊び場だった管理人が名古屋を中心に綴る日記ブログ。 最近は夫や友人と旅やホテルステイも楽しみつつ、完全同居型二世帯住宅に住む子なし夫婦です。

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