イノセント・ゲリラの祝祭(海堂尊・2008年)
修子
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■◇■読んだ本の備忘録まとめ■◇■

読んだ本の感想らしきものをつらつらと。。。
『田口・白鳥シリーズ』の第四弾。
なのですが、今までとは毛色が違います。
厚生労働省の「医療事故調査委員会創設検討会」での攻防線がメイン。
実際の厚生労働省も医療現場もこうなんだろうな。というリアル感はあるのですが、いかんせん話に抑揚がない。
(だってお役所の会議の話なんですもん。。。)
ラストあたりで盛り上がりもありましが、それも不発弾?
次作への伏線?と曖昧な感じ。
ただ、「これでいいのか。果たしてそれが正解なのだろうか。俺は繰り返し、自問していた。」とあるように、この問題に正解なんて無いと思うんですよね。
確かに今の行政はおかしな点があるのかもしれない、でも、「効率ばかり優先するから結局大いなるムダが生じるんだよ。世の中には必要なムダってやつもあるんだからさ。」とあるように、問題のない世の中なんてたぶん出来上がらない。
どこにメスを入れても、多かれ少なかれ膿が残り、膨れ上がるものなのでしょう。
でも、現実の打破が作者の言いたいことなんでしょうね~。。。
小説と言うより、ノンフィクションとかにしたらいいのに。と個人的には思いました。
医者は患者を治療するのが業務。医学者は医学を研究する学者。だから法医学者は医者ではない。
無能には二通りある。害悪になる無能と、役に立つ無能さ。前者がバカで後者がアホ。
以前、「世界は有限で思っているほど広くはない。誰でも六つのコネクション・リングをたどれば、米国大統領にさえたどりつける」という話を聞いたことがある。
そんなことないでしょ?と思ったけど、確かに私もすごく輪が広がりそうな人物が結構近くにいました。
世の中、意外と広くないですな。
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