出口のない海(横山 秀夫・2004年)
修子
普段は質素に、たまには豪華に。
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臨場―警察組織では、事件現場に臨み、初動捜査に当たることをいう。
捜査一課調査官・倉石義男は死者からのメッセージを的確に掴み取る。
誰もが自殺や病死と疑わない案件を殺人と見破り、また、殺人の見立てを「事件性なし」と覆してきた。
人呼んで『終身検死官』―。
組織に与せず、己の道を貫く男の生き様を、ストイックに描いた傑作警察小説集。
全八編。
(「BOOK」データベースより)
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テレ朝系でドラマが放送中の「臨場」。
内野聖陽さんだし、と見始め今クールで一番はまっているドラマ。
せっかくなので原作も読んでみました。
ドラマでは内野さん演じる倉石が主人公。
原作はどれも倉石の目線で語られることはありません。
事件があり、それに関係する人の視線で描かれ、その人とのかかわりによって倉石が引き立つ。
短編でさくさく読めるが、奥が深い。
いろんな人の視線で描かれながら倉石の設定がぶれないのが作者の腕なんでしょうね。
それにしても、鑑識の仕事って多岐にわたるんですね。
部屋の指紋や足跡の追跡だけかと思っていました。
(私が知らなさすぎ??)
そういや、かなり昔の職場に泥棒が入り、指紋とられたことあるなぁ。。。なんて懐かしく思い出しました^^
読んでみたいな~
若いとき一人暮らしだったんだけど
留守中泥棒に入られ、ケーサツさんが来ましたよ^^
「この部屋は泥棒が散らかしたんですか!」
「いえ、私が散らかしたままです・・・」
現場の保存などせず、片付けてから呼べばよかった{汗}
そんときの鑑識さんがなぜか私を気に入ってくれて(笑)
現場での写真(ポストを指差す私)など
わざわざ引き伸ばしたのを後日もらっちゃいました{笑顔}
私はだいぶ前に読んだかなぁ。
この人の本はたぶんほとんど読んでいます。
かなり好きです。
空き巣経験者?って結構いるのね。
うちも小学校の時に入ったことがあります。指紋とられたなぁ。。。
>マーヤさん
その写真めっちゃ貴重じゃないですか!
今度見せて下さいね^^
>ちゃこさん
この人の本、私は3冊目かな。
読みやすくて引き込まれていい感じ。
それにしても、空き巣?泥棒?経験者ってたくさんいるのね。
皆さん、気をつけましょう♪