ため息の時間(唯川恵・2001年)
修子
普段は質素に、たまには豪華に。
大型の本屋さんでうちの人が「専門書が見たい」というので、専門書のコーナーをうろうろしていたら、難しそうな本の合間にこの本がありました。
大きな字、手書きの表題、手書きの絵…。
あまりのギャップに思わず購入。
「どこから、宇宙なの?」「宇宙の外側には何があるの?」「星の数は幾つ?」など、誰もが疑問に思うことが、各1~3ページで簡潔に書かれていてわかりやすい。
中高生が読んだら、物理学・科学・地学に興味を持って、今の理科離れが少なくなるのでは?と思う内容です。
「想像しえるものは、現実化する。」という一文がありました。
昔の人が考えた未来の地球と言うものは、ほとんどが現実のものとなっていると言うのを聞いたことがあります。
逆に言えば、人間って想像力豊かな生き物なんですね。
解説の茂木健一郎さんが、「このような文章は、よほど宇宙のことをよく知っていなければ、書けるものではない。」と書いています。
本当にその通りだと思います。
作者は宇宙開発事業団で勤務の後、現在、高校教師をされているようです。
こんな先生に教わっていたら、文系じゃなくて理系に進んでいたかも!?
そう思えるぐらい楽しい本でした。
なんだか小さいことにくよくよしているのがバカらしくなってきます。
凝り固まった中に入り込んでしまった人はちょっとだけ抜け出せるかもしれません。